コーヒー診断をすることで約15万通りの組み合わせから、その人のライフスタイルに合ったコーヒー、淹れ方、頻度、価格を提案。あなた専用のコーヒーボックスがポストに届く、コーヒーの定期便サービスです。
True Food & Designは「お菓子=健康悪」の概念を変える、美味しいと体に良いを両立させる機能食品を開発しています。原材料への徹底した透明性と、自然由来の原材料だけを使いつつ機能性も味も妥協しない食品作りを目指してきました。私たちは、食べたいものを我慢したり、美味しくない健康食品を食べないといけないなど、人々の健康になるためのストレスを解放し新たな食のあり方を追求しています。
地球と人と動物に優しい食やスイーツのhow to 動画の発信・販売を軸に、食や美の観点からサスティナブルなライフスタイルをSNSで発信。日本らしいエシカルでウェルネスな食のコミュニティ、eticoyaを主宰。FiNC公式アンバサダー。
―焙煎士の比嘉さんには、TRUE FOOD&DESIGNのチョコレートを食べていただいて、ぴったりなコーヒーを選んでいただきました。今日ご用意しているコーヒーですが、どんなところがポイントですか?
比嘉:TRUE FOOD&DESIGNのチョコレートの風味を引き立てるコスタリカのコーヒーを選びました。チョコレートに合わせるコーヒーって、焙煎の深い苦めのイメージがあると思うんですが、トゥルーフードチョコレートは重たいしっかりしたチョコというよりは、ココナッツの香りが広がる口当たりが軽いチョコ。なので、コーヒーが勝たないような、チョコの風味を引き立てるものをいくつかペアリングしました。その中で一番良かったのがコスタリカのコーヒーでした。
HALU:先にコーヒーを飲んだのですが、私もチョコに合わせるコーヒーって深みのある苦めのイメージだったので、正直これに合わせるんだ?って驚きました。でも、実際にトゥルーフードチョコレートを食べてみて、なるほど!と感じました。だから、この味なんだと納得です。コーヒー自体は苦みがすごく少ない、あっさりした印象で、飲んだ瞬間幸せな気持ちになれましたね。
比嘉:トゥルーフードチョコレートは香りがしっかりしているので、エチオピアの香りが強い深めのコーヒーや、インドネシアのしっかり苦みがありコクのあるマンデリンというコーヒーも合わせてみました。けれど、どうしても深いコーヒーだとコーヒーが勝ってしまい、せっかくのチョコレートの良さが消えてしまう印象があったので、コーヒー自体はあっさり軽めで飲みやすいもの、だけどチョコと合わせるとチョコが引き立つコスタリカを選びました。
―HALUさんは普段どんなコーヒーが好みですか?
HALU:コーヒーはなんでも好きなんです。いつもコーヒー屋さんに行くと一番のおすすめを聞くか、その時の気分・シーンで選んでいます。例えば、その日甘めのスイーツを作っていたらそれに合わせるとか。食べ物と飲み物のバランスを気にしてペアリングするのが好きですね。
―コーヒーのおすすめの選び方、コツはありますか?
比嘉:ミルクを入れるか入れないかでも変わりますが、覚えてほしい産地はブラジル、エチオピア、インドネシア。この3種類を覚えておくと、どこでもこういうのが好きですと言えると思います。
ブラジルは香ばしくてナッツっぽいという表現をします。生産量が一番多いのもあってか、普段から飲むことも多く、安心する味わいです。酸味が少なく、香ばしくてバランスがよい。そういったコーヒーが好きな方はブラジルを選ぶのがおすすめです。比較的どこにでも置いてあるので頼みやすいと思います。
エチオピアは、香り華やかで酸味があります。アロマとかの香りが好きな方には、エチオピアがずば抜けて香りが良いので、おすすめです。喫茶店ではよくモカと表現されます。香りが華やかなのが特徴です。
マンデリンと普段聞くのはインドネシアのコーヒーです。深煎りで「アーシー」と表現するのですが、どこか大地の香り、土っぽい、独特の香りがします。苦みとかしっかりしたボディ感が好きな方は、インドネシアとかマンデリンと頼んでいただくのがおすすめです。
ブラジル、エチオピア、インドネシアの3種類と覚えておくとコーヒー屋さんで選びやすいと思いますよ。
―皆さんコメントで「メモメモ」と言ってくれています。ポストコーヒーはパッケージも可愛いですね。
比嘉:追加購入分がこちらの150g(10杯分)パッケージになっています。パッケージについている穴は、ガスを抜く穴(バルブ)です。コーヒー豆は焼くと二酸化炭素がどんどん出て、特に深煎りのものだと膨らんでしまうのでバルブが必要で。外の空気は中に入れない仕組みになっています。ここから香りもちゃんと出ているんです。
HALU:珍しいコーヒーを教えてほしい、というコメントもきていますね。
比嘉:今だと、タイ産のコーヒーがあります。あとは、最近日本各地のいろんなコーヒー屋さんのコーヒー豆も買えるようになりましたので是非試してみてほしいです。
―お店もありますよね。
比嘉:土日のみの営業で、予約制でやらせていただいています。
HALU:お店で教えてもらいたいです!美味しい入れ方のワークショップもやられているんですよね。
比嘉:予約してお店に来てもらうと、一緒にコーヒー診断して、バリスタが豆を選んで、入れ方から説明して、家でも実践できるような体験型ショップになっています。入れ方がわからなくても我々が一緒にやるので安心ですよ。お店は目黒にありますので、是非お気軽に来ていただきたいです。
―「お店に行きたい」というコメントきていますね。コーヒーって、こだわるにはハードルが高い気がするかもしれないけど、教えてもらえると安心ですね。
HALU:事前に自宅でコーヒーを飲んだ時と、今日飲んだコーヒーだと風味が違っていて、入れ方でも味が変わるんだと感じました。家ではメタルフィルターで今日は紙フィルターだからでしょうか?
比嘉:金属フィルターだとコーヒーのオイルも一緒に通すので、味わい的には酸味がまろやかになり、舌触りがマイルドになります。ペーターフィルターだとオイルも吸うので、よりコーヒーがくっきりして、香りも感じられやすくなると思います。
―「HALUさん流のコーヒーアレンジを知りたい」というコメントも来ていますね。
HALU:コーヒーはミルクや甘味料を入れないで飲む派なのですが、コーヒーはどちらかというと体を冷やす作用があるので、葛を混ぜてプリンみたいにして食べたりします。ゼリーでもない、絶妙なとろみがでますよ。葛は体を温める作用があるので、ちょうどいいというか。そういう楽しみ方をしています。
―比嘉さんはおすすめのコーヒーアレンジはありますか?
比嘉:PostCoffeeのコーヒーチームでレシピを開発している中で、最近バターコーヒーを作りました。実際にPostCoffeeのインスタグラムから見られるのですが、コーヒープレスを使って撹拌してバターの油を乳化させるんです。バターコーヒーって飲みにくいイメージがあるかもしれないけど、少し砂糖を入れるとスイーツみたいな感じです。キャラメル風味のコーヒーを飲んでいるような。インスタでレシピをあげていますので、ぜひ試してみてほしいです。
―美味しそうですね。お二人が一番好きなコーヒーは何ですか?
HALU:私はコーヒーにそんなに詳しくないのですが、今回いただいたコスタリカのコーヒーはすごく好きでした。ナッツっぽい感じが好きなので、ブラジルも好きです。
比嘉:私が一番好きなのはエチオピアです。コーヒーのオリジンと言われている国です。
―PostCoffeeのお店に行ったらすごく詳しくなれそうですね。
比嘉:45分くらいマンツーマンでお話しながら、コーヒーを選んで一緒に入れてテイスティング、という体験を提供しているので、その場で詳しくなれます。
―1日4,5杯飲むという方からコメントもきています。1日の適量はどれくらいなんでしょうか?
比嘉:すごくお好きな方ですね(笑)。適量は1日3杯くらいと言われています。胃が強い方、カフェインに耐性がある方は結構飲まれる方も多いので、人によって飲む量は変わってきますね。私も味チェックでコーヒーを沢山飲むので、なるべく夜はデカフェに変えるようにしています。PostCoffeeでは、カフェインレスのコーヒーも4種類用意していますよ。
PostCoffeeでは、コーヒーが全然わからないとか、選び方がわからない方、器具がない方もコーヒーライフを簡単に始められるサービスになっています。コロナ禍でおうちで過ごす方も増えていると思うのですが、ドリッパーがついていたりペーパーフィルターをつけられたり、コーヒーも診断で選べて好みがわかるような設計になっているので、ぜひ一度試していただけると嬉しいです。
産地の違いによるコーヒーの特徴など、横で聞いていた編集部も思わず「メモメモ」と書いてしまいました(笑)。HALUさんやPostCoffeeの比嘉さんのコーヒーの楽しみ方はご自宅でも試せますので、ぜひ試してみてください。
今回のライブのアーカイブ動画は、5PM Journalの公式アカウントにも掲載しています。ぜひご覧ください。
※商品情報は執筆当時のものです