LINEを未読スルーする人の心理は？スルーされない対処法や脈なしの判断方法も紹介

未読スルーをする人のよくある心理

「未読スルー」とは、LINEに送ったメッセージを相手が確認さえしていない状態のことです。メッセージは読んでいるものの、返信がない状態は「既読スルー」といいます。

どちらも「相手から返信がない」という共通点がありますが、未読スルーの方がより不安感が高まります。まずは、未読スルーが起こる要因や相手の心理を見ていきましょう。

忙しくてLINEを見ていない

仕事などに追われていると、LINEを確認する余裕がなく、未読スルーしてしまうことがあります。「忙しいといっても、1分あればLINEの確認くらいできるのに！」と思うかもしれませんが、集中しているときに他のことに気を取られたくないと考える人は少なくありません。

複数のことを同時に処理するのが苦手な人は、LINEの確認が遅れやすい傾向です。忙しい理由は仕事だけとは限りません。趣味が充実していたり、プライベートで何らかの問題が発生していたりするときも、LINEの優先順位は下がります。

通知を見て「すぐに返信しなくてもいい」と判断した

未読スルーには、「そもそも通知に気付いていない」「通知には気付いたが、あえて返信しない選択をした」という2つのパターンがあります。すぐに返信しなくていいと判断する理由は、人によってさまざまです。

たとえば、「いつも長文でどうでもいいメッセージばかり送ってくるからめんどくさい」というネガティブな理由もあるでしょう。一方で、「時間の余裕ができたときにゆっくりメッセージを考えて送りたい」といったポジティブな理由から後回しにしている可能性もあります。

だらだらとしたやり取りをしない

だらだらとしたやり取りを嫌う人は、未読スルーを選びがちです。LINEならではの気軽なコミュニケーションを好む人がいる一方で、何度も繰り返されるやり取りを無駄だと感じる人も存在します。

とくに、時間的な制約の多い社会人は、1日中LINEを返信できるような環境にありません。LINEを確認するタイミングや返信の頻度は、相手の性格やライフスタイルによっても変わります。「LINEの確認は通勤の電車のなか」など、ルーティン化している場合、すぐにメッセージが返ってこないことがあります。

既読をつけるのではなく未読派

LINEのメッセージは、トークルームを開かなくても確認することができます。トークルームを開いてメッセージを確認すると、既読がついて相手にも伝わります。既読表示は便利な機能である反面、「返信を急がなければ」とプレッシャーに感じてしまうことがあります。

一方、トークルームを長押ししてメッセージを確認したり、通知にメッセージ内容を表示させたりすることで、未読の状態を保つことが可能です。このように、既読をつけずにメッセージを読む「未読派」と呼ばれる人たちが一定数存在します。未読派は、「既読スルーするのは申し訳ない」という気持ちがあるため、相手を思いやっての行動とも捉えられます。

そもそもLINEが得意ではない

人には、それぞれ得意なこと・苦手なことがあります。そもそもLINEに苦手意識を持っている人たちは、積極的にメッセージを確認しようとは思いません。その結果、未読スルーの確率が上がってしまうのです。

「誰に対しても返信が遅い」という人は、連絡無精である可能性が高いため、あまり気にする必要はないでしょう。LINEでのコミュニケーションを避ける傾向にある人は、直接会う機会を設けた方が、より良い関係を築きやすくなります。

まめなタイプではない

メッセージのやり取りを負担に感じる人は、最低限の通知しかオンにしていないケースがあります。たとえば、家族や仕事関係以外の通知をオフにしていると、友人や恋人からのメッセージに気付かず、そのまま放置することになるのです。また、まめなタイプではないと、仮にメッセージに気付いたとしても、「今は返信する気分ではないから」と先延ばしにしてしまいます。

先延ばしした結果、メッセージが送られていたこと自体を忘れてしまい、未読スルーの状態が続きます。このようなタイプは、LINEをうまく管理できていないことも多く、公式アカウントの数も増えてしまいがちです。公式アカウントからの通知が増えることで、本来確認すべきメッセージが埋もれてしまうという負のスパイラルに陥ります。

考えすぎて返信ができない

未読スルーする人は、自分本位なイメージがあるかもしれませんが、相手のことを考えすぎて返信できないといったケースも見られます。とくに、誠実な人の場合、どう返信したら相手が喜ぶのか、また嫌な気持ちにさせないのかを悩んでしまい、メッセージを確認するまでに時間がかかる傾向です。

考えすぎて返信できないタイプは、「相手に嫌われたくない」という気持ちが根底にあります。LINEを未読スルーされているからといって、「絶対に恋愛関係に発展しない」と諦めてしまうのはもったいないかもしれません。

恋愛の駆け引き中

恋愛の駆け引きの手段として、あえて未読のまま返信しないという選択をする人もいるようです。このような行動をとる背景には、「返信を遅らせることで相手の気を引きたい」「すぐに既読をつけてしまうと暇だと思われそう」といった心理が隠れています。

たしかに、恋愛においてある程度の駆け引きは必要です。とくに、「押してダメなら引いてみろ」の実践として、未読スルーは有効かもしれません。しかし、相手に未読スルーをされたからといって、仕返しのように返信を遅らせてしまうのは避けましょう。連絡の頻度が減ることで、気持ちが冷めやすくなり、関係も進展しづらくなります。

距離を置きたいと考えている

恋人から未読スルーが続く場合、「距離を置きたい」という気持ちのあらわれかもしれません。距離を置きたい理由が、仕事などの一時的な問題であれば、恋人関係を続けていくことが可能です。

「好きな気持ちが薄れてきた」「他に気になる人ができた」といった理由から、メッセージの確認が疎かになっているとすると、関係の修復は難しいかもしれません。ただし、未読スルーだけでは相手の本心まではわかりません。未読スルーにはさまざまな要因があることを理解し、LINE以外のコミュニケーションもとりながら、問題の解決を目指していきましょう。

「未読スルーされている」と感じた時の対処法

メッセージに気付いてもらいたいばかりに自分勝手な行動をとっても、相手からの返信は期待できません。未読スルーされてしまったときは、感情的に対処するのではなく、相手の気持ちを思いやることが大切です。ここでは、未読スルーされたときの具体的な対処法を紹介します。

3~5日ほど待つ

「未読スルーされている」と感じても、すぐに行動にうつすのはNGです。相手からの反応がないことで、「自分が何かしてしまったのではないか」と心配になるかもしれません。しかし、LINEより優先すべき問題が発生している可能性も考えられるため、相手の事情を考慮し、3～5日ほどは積極的なアクションを控えましょう。

短い期間での追いLINEは控える

送信したメッセージを放置されることは、誰にとってもうれしいことではありません。一生懸命内容を考え、勇気を出して送ったメッセージが未読スルーされると、悲しみや怒りといった感情が芽生えることもあるでしょう。しかし、短い期間で「追いLINE」「追撃LINE」を送ってしまうのは悪手です。

「おーい？」「届いてる？」といった軽いメッセージでも、短期間に何通を送ってしまうと相手にプレッシャーを与えてしまいます。「どうして返信をくれないの？」など、責めるようなメッセージは、そのままブロックされてしまう恐れがあるため送らないようにしましょう。

自分の気持ちを長文で送らない

「自分が未読スルーされてどれほど悲しいか」といった気持ちを一方的に送っても、相手に良い印象を持ってもらうことはできません。放置していることに多少の罪悪感は抱いても、それ以上に「めんどくさい」「煩わしい」という気持ちが強くなるはずです。とりとめのない長文は返信にも困るため、相手が反応しやすいメッセージの送信を心がけましょう。

ブロックされていないか確認する

残念ながら、未読スルーではなく、連絡自体をブロックしている可能性もあります。ブロックされていると、メッセージが既読になることはありません。ブロックされているかは下記の方法で確認できます。

・LINEスタンプがプレゼントできるか

・新規で作成したグループに相手を招待できるか

・ステータスメッセージやプロフィール画像が更新されているか

ブロックされてしまった場合は、気持ちを切り替え、その相手とは少し距離を置いてみましょう。

未読スルーされないための対処法

「はじめは連絡を返してくれていたのに、未読スルーされる回数が徐々に増えている」という人は、メッセージの内容や送り方に問題があるのかもしれません。未読スルーされないための対処法を知り、相手と良好な関係を築いていきましょう。

自分の話をしすぎない

コミュニケーションとは、双方が会話のキャッチボールをすることで成り立ちます。気になる相手に対しては、「自分をよく見せたい！」という思いが強くなりますが、過度なアピールは控えましょう。「おしゃれなレストランでランチをした」「髪型を変えた」など、自分の話ばかりだと、相手をうんざりさせてしまう恐れがあります。

気持ちを試さない

恋人の気持ちを試すようなやり取りが続くと、相手を疲れさせてしまい、未読スルーされる可能性が高まります。「元カレだったらそんなことを言わないのに」など、人と比べるような発言は避けましょう。試し行動がエスカレートすると、恋人に愛想を尽かされる原因にもなります。

長文を送らない

長文のメッセージが癖になっている人は、短めの文章を送ることを心がけてみましょう。親しい間柄であれば、長文で相談したいと感じることがあるかもしれません。しかし、長文のメッセージを読み、それに対して何らかのアクションを求めるということは、相手の貴重な時間を奪っていることになります。返信が返ってこないときは、相手を責めるのではなく、自分の行いを客観的に見直してみてください。

相手がどのようなLINEをするタイプなのかを知る

相手がどのようなLINEをするタイプなのかを知り、やり取りのペースを合わせることで、好感を持ってもらいやすくなります。具体的には、次のようなタイプが挙げられます。

・毎日やり取りをするのが苦手

・中身のない雑談がストレス

・会話に区切りをつけたい

・短文派

両想いの相手であっても、タイプが同じとは限りません。お互いのストレスを軽減するためにも、どのようなやり取りを好むのかを確認してみてくださいね。

未読スルーされている相手から返信がほしいとき

ここでは、「相手から返事がない状態で、ただ待っているだけなんて無理！」という人向けの対処法を紹介します。ただし、前述したとおり、メッセージを送信してから3～5日は積極的なアクションは控えましょう。ある程度の日数が経過しても返信がない場合、これらの方法を試してみてください。

あいさつなど軽いメッセージを送る

悪気なく未読スルーしていた場合は、あいさつなどの軽いメッセージを送ると返信があるかもしれません。たとえば、「おはよう。今日のプレゼンがんばってね！」といった具体的なメッセージを送ると、「プレゼンなんとかうまくいったよ！」といった返事が届きやすくなります。

YesかNoで答えられる簡単な質問を送る

YesかNoで答えられる簡単な質問を送るのも効果的な方法です。「来週の金曜日はバイトある？」という質問であれば、深く考えずに「ある」「ない」と返事ができます。ただし、簡単な質問から会話を広げるのは少し難しいかもしれません。返事が来ても無理にやり取りを続けようとせず、相手の反応を見て、会話をあっさり終わらせるという決断も必要です。

新しい話題を提供する

会話の途中で未読スルーになった場合、新しい話題を提供することで再びやり取りが活発になる可能性があります。「仕事の話題は未読スルーされやすいから、映画や漫画の話をしてみよう」など、相手とのやり取りを分析することで、会話が続きやすくなります。

ほかのSNSでつながっていたら、違うSNSで連絡をする

LINEのみではなくInstagramなどでつながっている場合、ストーリーズでやり取りすることも可能です。相手の投稿に反応してみたり、反応してもらえそうな投稿をしたりすることで、LINE以外での交流が生まれます。LINEに苦手意識を持つ人に対しては、違うSNSで連絡した方が、良い関係が築きやすくなるかもしれません。

相手が未読スルーの常習犯だったら脈なし？

LINEの通知はオフに設定できるため、「そもそもメッセージに気付いていない」といったケースも少なくありません。しかし、相手が未読スルー常習犯の場合、恋愛関係には発展しづらいと考えるべきです。ここでは、脈なしと判断できる状況や、未読スルーを受け入れるタイミングについて解説します。

会話の途中で何度も未読スルーされる場合は脈なしかも

会話に区切りがついたタイミングではなく、やり取りの最中に何度も未読スルーされる場合は、脈がないかもしれません。もちろん、仕事やプライベートが忙しい可能性も考えられますが、あなたの優先度は決して高くない状態といえるでしょう。

https://x.com/bulllchan6633/status/1620045582445469696

「距離を置きたい」気持ちを察してほしい可能性がある

付き合っていない段階では、「頻繁にLINEを送らないでほしい」とは伝えづらいものです。「距離を置きたい」という気持ちを察してほしいために、意図的に未読スルーをしている可能性もあります。また、第一印象が良すぎる相手にも注意が必要です。最初はやさしく、LINEの返信も早かったのに、距離が近づくと急に未読スルーが増えるといったケースも見られます。好意的だった人が急に冷たくなると、「自分が悪いことをしてしまったのか」と悩み、相手のことがさらに気になってしまうという悪循環に陥ります。

https://x.com/hamshigesan/status/1038636388990644224

追うことをやめるのも考えてみて

わざと未読スルーをしている場合、LINEを送り続けることで相手にストレスを与えている恐れがあります。気になる相手だからこそ、追うことをやめるのも考えてみてください。追いLINEは、相手の気持ちがさらに離れてしまう要因となります。LINE自体が迷惑になっている場合、少し時間を置く必要があるかもしれません。未読スルーに執着しすぎず、他のことにも目を向けてみましょう。

https://x.com/__puripurii/status/1738190082404925896