もくじ

何を趣味にする?見つけるための考え方3つ

夕日と女性

趣味とは、個人が楽しみにしていたり、夢中になったりするものや事柄を指します。個人の好みが反映されやすく、時間のかけ方も人によって差があります。

 

自分に合った趣味を見つけるためには、趣味がほしいと感じるようになったきっかけを考えることが大切です。「これまで自分は何に興味を持ってきたか」「どのような趣味なら飽きることなく続けられそうか」を深掘りしていくと、ぴったりの趣味が見つけやすくなります。

 

なぜ趣味が欲しいのかを考える

 

博報堂生活総合研究所の調査では、「1年を通して、楽しんでいる趣味がある」と答えた人の割合は49.5%となっており、約半数の人が何らかの趣味を持っていることがわかります。一方で、25.2%の人は「自分は無趣味である」と回答しています。

 

趣味がなくても充実した生活を送っている人はたくさんいます。それでも、「趣味がほしい!」と感じるなら、その理由を掘り下げていきましょう。「趣味を持っている友人が楽しそうだから」「将来のために実益を兼ねた趣味を探したいから」など、理由が明らかになると、趣味の候補を絞り込みやすくなります。

 

何に興味を持ってきたかを思い出す

 

これまで自分が何に興味を持ってきたかを思い出すのも、趣味を見つけるための効果的な方法です。学生時代に打ち込んできたことがある人は、大人になって再開してみると、新しい発見があるかもしれません。

 

時間を忘れて没頭した経験がある場合は、趣味として楽しめる可能性があります。「趣味」という言葉を難しく考えすぎず、自分が好きなことを思い浮かべてみましょう。食べるのが好き、リラックスしているときが幸せといった気持ちも、趣味を見つけるのに役立ちます。

 

続けられるかを考える

 

趣味を探すときは、続けられるかを考えることも重要です。自分に合った趣味を見つけても、十分な時間が取れなかったり、必要以上にお金がかかったりすると続けることはできません。

 

無理をして続けてしまうと、趣味がストレスとなり、生活の質も低下します。続けられるか不安に感じたときは、お試し期間を設けるなど工夫してみましょう。道具も新品で一式揃えるのではなく、少しずつ増やしていくのがおすすめです。趣味をはじめるときは、気分が高まっているためどうしてもかたちから入りたくなりますが、冷静に見極めることを心がけてください。

定番の趣味5選

オーケストラ

まずは、多くの人が楽しんでいる定番の趣味を紹介します。これらの趣味は、費用をあまりかけずに楽しむことができます。短い時間でも有意義に過ごすことができ、特別なスキルも必要ありません。手軽にはじめられる趣味を見つけたい人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

動画鑑賞(ドラマやアニメ)

 

ドラマやアニメなどの動画鑑賞は、ちょっとした息抜きにも最適な趣味です。サブスクリプションの充実に伴い、作品の幅も広がっており、自宅でも気軽に楽しむことができます。

 

アニメなら30分以内、ドラマなら1時間程度で区切りがつくため、まとまった時間がとれない人にも向いています。トレンドのアニメやドラマはもちろん、昭和や平成のレトロな作品を鑑賞するなど、自分らしい楽しみ方を見つけてみましょう。

 

映画鑑賞

 

映画鑑賞は、幅広い世代に人気の趣味です。動画鑑賞と同様に、サブスクリプションを利用することで、自宅でリラックスしながら楽しめます。気分転換したい場合は、映画館に足を運ぶのもおすすめです。迫力のある映像と心地よい音響に包まれることで、日々の疲れや忙しさを忘れて、作品に没頭できます。

 

音楽鑑賞

 

音楽鑑賞というと、華やかなホールでクラシックを聴くイメージがあるかもしれませんが、ジャンルに決まりはありません。自分が好きな音楽であれば、どのようなジャンルでも趣味として成り立ちます。リラックスした時間を過ごしたい人、好きなアーティストがいる人は、音楽鑑賞が趣味になるかもしれません。

 

カラオケ(ヒトカラ)

 

カラオケは、ストレス発散にぴったりの趣味です。大人数でのカラオケも盛り上がりますが、1人でカラオケが楽しめるようになると、自分の好きなタイミングで自分の好きなように歌えます。

 

ヒトカラでは周りの目を気にする必要もなく、歌の上手い下手も気にする必要はありません。好きな曲を何度も繰り返して歌ったり、マイナーな曲でも遠慮なく選曲できたりする自由さが魅力です。歌を歌うのが苦手な人こそヒトカラに挑戦してみると、面白さや楽しさを実感できるかもしれません。

 

散歩

 

一生ものの趣味を見つけたい人には、散歩がおすすめです。「散歩が趣味になるの?」と感じるかもしれませんが、お金のかからない趣味として根強い人気があります。

 

ただ歩くのではなく、季節の草花を眺めたり、ときには足を止めてゆっくり観察したりすることで、趣味としての奥行きが生まれます。また、散歩が習慣化することで、心身の健康を維持するのにも役立ちます。

少し違和感があるので「過ごすことができ、」など文脈に合うよう修正いただけますでしょうか?

大変失礼しました。修正いたしました。

話題!ブームになった趣味4選

サウナ

続いて、メディアなどで取り上げられたり、アニメなどで話題になったりした趣味を紹介します。ブームになった趣味には勢いがあり、次々と新しい情報が発信されています。新しいことに挑戦してみたい人やトレンドに興味がある人は、これらの趣味をはじめてみると、生活が豊かになるかもしれません。

 

サウナ

 

令和のサウナブームの火付け役といわれているのが、タナカカツキ氏による漫画『サ道』です。『サ道』は2019年にテレビ東京でドラマ化もされ、「ととのう」という言葉は広く世の中に浸透しました。これまでは男性中心のブームでしたが、おしゃれなサウナスポットも続々とオープンしており、年齢や性別に関係なく楽しむ人が増えています。

 

料理

 

趣味の王道といえる料理ですが、SNSの発展により、その楽しみ方は多様化しています。もっとも大きな影響を与えたのが、見栄えのいい写真を投稿するInstagramです。Instagramの普及により、インパクトのある料理を作ってSNSにアップするという流行が生まれました。料理研究家や芸能人でなくても気軽に料理の写真を発信でき、同じ趣味を持つ人との交流も楽しむことができます。

 

キャンプ・グランピング

 

キャンプ・グランピングブームを牽引した存在としては、お笑い芸人のヒロシさんやテレビアニメ『ゆるキャン△』などが挙げられます。2020年以降、新型コロナウイルスの感染拡大により、人との接触が制限されたこともキャンプ・グランピング人気が高まった理由のひとつです。

 

日々の喧騒から離れて自然を感じることで、心身ともにリフレッシュできます。ただし、道具をすべて新品で揃えるとなると出費が増えてしまうため、リサイクル品なども活用しながら、無理のない範囲ではじめてみましょう。

 

御朱印集め

 

御朱印とは、神社やお寺を参拝した証として押印される印章のことです。2000年頃から御朱印帳と呼ばれる冊子に御朱印をいただく「御朱印集め」がブームとなりました。2009年に、ユーキャン新語・流行語大賞で「歴女」がトップテンに選出されたことも御朱印集めの人気を後押ししました。歴史好きの人におすすめの趣味ですが、他の参拝客の迷惑とならないようマナーを守って楽しんでくださいね。

身体を動かすスポーツ系の趣味6選

瞑想する女性

スポーツ系の趣味は、テニスやフットサル、バレーボールなど、複数人で行うものだけではありません。ここでは、身体を動かす趣味のなかでも、1人でできるものをピックアップして紹介します。

 

ランニング

 

ランニングを趣味にすることで、さまざまなメリットが得られます。1つ目は、運動不足の解消です。定期的なランニングにより血流が良くなることで、肩こりや冷え性といった不調の改善が期待できます。2つ目は、基礎体力の向上です。歳を重ねるほど体力は低下していきますが、ランニングが習慣化できれば、日常生活でも疲れを気にせず行動しやすくなります。

 

ストレッチ

 

ストレッチとは、筋肉や関節の柔軟性を高めることを目的にしたエクササイズのことです。厚生労働省が運営する生活習慣病予防のための健康情報サイト『e-ヘルスネット』でも、怪我の予防やリハビリ・疲労回復などの効果が期待できる運動として紹介されています。ストレッチは、短い時間でも毎日続けることがポイントです。「運動が苦手」という人は、就寝前に5分のストレッチからはじめてみると、続けやすいかもしれません。

 

筋トレ

 

筋トレとは、筋肉に一定の負荷をかけることで筋力の向上を目指すトレーニングのことです。本格的な筋トレを行う場合は、ジムなどで専門の器具を使いますが、自宅でも簡単に試すことができます。たとえば、腕立て伏せや上体起こし、スクワットなども効果的な筋トレです。自分の「ギリギリ」を追求しながら、楽しく身体を鍛えてみてくださいね。

 

ヨガ・ピラティス

 

古代インド発祥のヨガは、呼吸・姿勢・瞑想を組み合わせた健康法として世界中で注目されています。ピラティスはインナーマッスルや体幹を鍛えることができるエクササイズです。ヨガがひとつのポーズを長時間キープするのに対して、ピラティスはすべての動きが流れるように続いていきます。

 

ヨガ・ピラティスは女性に人気の趣味で、関連する動画や書籍も豊富にあります。まずは、動画や書籍を見ながら、動きを真似してみるところからはじめてみましょう。

 

ゴルフ

 

ゴルフも長く続けやすい趣味のひとつです。大人になってからはじめる人も多く、仕事の付き合いで役に立つこともあります。ゴルフはお金のかかる趣味だと思われがちですが、初心者のうちは自宅の庭や打ちっぱなしなどで手軽に楽しめます。打ちっぱなしには、レンタルクラブも用意されているので、気になる方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

ボルダリング

 

ボルダリングは、ロープなどの道具を使わず、自分の手と足の力だけで壁を登るスポーツです。公園などの屋外に設置されているケースもありますが、大人の趣味としてはじめる場合は、室内のジムタイプがおすすめです。

 

ボルダリングは、全身の筋肉を使うため、1時間もすると心地よい疲れが感じられます。うまく登れたときの達成感が得られるのもボルダリングの魅力です。

交友関係が広がる趣味7選

カメラを持つ女性

趣味を通して新しい出会いが生まれるケースは少なくありません。共通の話題があることで会話も弾みやすくなり、交友関係も広がります。好きなものについて語り合いたい人、会社や家族以外のコミュニティに興味がある人は、誰かと一緒にできる趣味を見つけてみましょう。

 

カメラ

 

特別なスキルがなくても、写真を撮ることが好きであればカメラを趣味して楽しめます。カメラは、他の趣味と組み合わせるのもおすすめです。たとえば、散歩が趣味の人は風景を写真におさめたり、料理が趣味の人は一生懸命作ったものを思い出として残したりすることで、楽しみ方の幅が広がります。

 

ダンス

 

交流を目的にダンスをはじめる場合は、レッスンに参加するのがおすすめです。ダンススクールに通う以外に、ジムなどで曜日ごとに開催されているプログラムに申し込む方法もあります。ラテン、HIPHOP、ジャズ、フラダンス、ベリーダンスなど、さまざまなジャンルがあるので、自分に合ったダンスレッスンを見つけてみてくださいね。

 

サッカー・フットサル

 

サッカー・フットサルは、社会人チームが充実しているので、雰囲気を比較しながら自分に合った所属先が探せます。がっつり身体を動かしたい人は経験者メインの本格的なチーム、交友関係を広げたい人は未経験者や女性の多いアットホームなチームが向いています。

 

野球

 

野球経験がある人は、大人になって再開してみてはいかがでしょうか。子どもの頃と同じように動けないかもしれませんが、その悔しさやもどかしさが野球を続けるモチベーションとなります。野球は9人が揃わないとプレーすることができないため、チームとしての団結力も生まれます。自分がプレーヤーとして打席に立つだけでなく、少年野球のコーチとして野球と関わる方法もあります。

 

テニス

 

テニスは競技人口が多く、若者からシニアまで幅広い年代の人が趣味として楽しんでいます。1対1のシングルス、2対2のダブルスなど、人数に合わせて臨機応変に形式を変えられるので、家族や友人同士でも気軽にプレーできます。新しい仲間がほしい場合は、テニススクールに通ったり、社会人のテニスサークルに参加したりするのがおすすめです。

 

スポーツ観戦

 

「スポーツは好きだけれど、身体を動かすのはつらい」という人は、スポーツ観戦を趣味として検討してみましょう。好きなスポーツやお気に入りの選手がいる場合は、ぜひ現地で応援してみてください。現地には、同じようにそのスポーツが好きな人たちが集まっています。チームを応援するなかで、ファン同士の交流や新しい出会いが生まれるかもしれません。

 

推し活

 

お気に入りのアイドルやアニメキャラクターなどを応援するファン活動のことを、「推し活」と呼びます。推しに直接会いに行ったり、推しのグッズを自作したり、推しの良さを広めたり、応援の仕方は人によってさまざまです。「推しの良さを語り合いたい」と考える人は多いため、趣味として推し活をしていると、自然と交友関係が広がっていきます。

 

1人でもくもくできる趣味3選

湖で釣りをする人

趣味に求めるものは人によって違います。趣味を通して交友関係を広げたいと思う人がいる一方で、自分自身と向き合う時間を大切にしたいと考える人もいます。ここでは、1人でもくもくとできる趣味を紹介します。

 

釣り

 

釣りは自分と向き合うのにぴったりの趣味です。自然を相手にするため、いつもうまくいくとは限りません。何時間も竿が反応しなかったり、魚がかかっても途中で逃げられたりすることもあります。だからこそ、大物が釣れたときは大きな感動と達成感が味わえます。釣りは1人でもくもくとできる趣味ですが、「今日は釣れてますか?」「余ったエサ使いませんか?」など、釣り人同士でのちょっとした交流も楽しめます。

 

プラモデル

 

プラモデルは、大人の男性に根強い人気を誇る趣味です。プラモデルの醍醐味は、自分の手で細かいパーツを組み立てていくプロセスにあります。初心者向けなら数時間で完成するものもありますが、精巧なモデルになると数ヶ月以上かかるケースも珍しくありません。塗装や加工にこだわることで、世界にひとつだけのプラモデルを作り上げることも可能です。

 

読書

 

読書は、何歳からでもはじめられる趣味です。読書を通して新しい価値観に触れることができ、視野が大きく広がります。本の世界に没頭することで、日々のストレスや悩みを忘れられる点も魅力です。自宅だけでなく、カフェ、図書館、通勤の電車など、読む場所を変えると飽きることなく続けやすいかもしれません。

食を楽しめる趣味5選

カップケーキ

わたしたちは、エネルギーを生み出すために毎日食事をとります。忙しい日々が続いていると、食事も手を抜いてしまいがちになりますが、あえて食に関する趣味を持つことで生活の質が向上します。食を楽しめる趣味にはどのようなものがあるのか、見ていきましょう。

 

お菓子作り

 

料理が好きな人なら、お菓子作りに挑戦してみるのもおすすめです。自宅でお菓子を作ることで、お店ではなかなか体験できない、焼きたてのスイーツが楽しめます。可愛らしいイメージのあるお菓子作りですが、こねたり、混ぜたり、ふるったりと工程が多く、時間も体力も必要です。手順や分量を間違えてしまうと、失敗してしまうこともあるので、まずは簡単なものからチャレンジしてみてくださいね。

 

ワインや日本酒などのお酒

 

ワインや日本酒などのお酒の知識を深めることも立派な趣味です。お酒のテイストに合わせて料理を用意してみたり、いくつかの種類を飲み比べてみたり、お酒に関する資格を取得してみたり、自分なりの楽しみ方を見つけてみましょう。

 

お取り寄せ

 

ネットショップで注文し、自宅で味わえる食品のことを、「お取り寄せ」「お取り寄せグルメ」といいます。日本国内外の名産品を自宅で楽しむことができ、日々の食卓に彩りが加わります。「毎日の食事を考えるのが大変」「似たようなメニューばかりになってしまう」などの悩みを抱える人におすすめの趣味です。

 

コーヒー

 

コーヒーは世界中で愛されている嗜好品です。ブラジル、ベトナム、インドネシアなどの国々で生産されており、銘柄によって味わいが異なります。また、同じ銘柄でも、淹れる人によって味が変わるといわれています。

 

お湯の温度や注ぎ方、抽出の時間を調整しながら、自分好みの味を見つけてみましょう。コーヒーを趣味として追求することで、その日の気分に合わせた味わいに仕上げられるようになります。

 

家庭菜園

 

家庭菜園で上手に野菜や果物を育てることができれば食費の節約につながります。また、自分で育てた野菜を食べる経験は、かけがえのないものです。虫や鳥が入ってこないようにネットを用意したり、状態に合わせて肥料を追加したりと、野菜を収穫するまでの苦労がわかり、食べ物を大切にする気持ちが育まれます。

非日常を楽しむ趣味4選

夕方

いつもとはガラリと環境を変えることで、開放的な気持ちが高まり、心身共にリフレッシュできます。アウトドアが好きな人、自然を五感で感じたい人は、非日常を楽しむ趣味に出会うことで、人生が豊かになるかもしれません。

旅行

 

旅先でおいしいものを食べたり、現地の人と交流したりすることだけが旅行の楽しみ方ではありません。「どこに行こうか」「何をしようか」と事前に計画する時間も、わくわくした気分が味わえます。また、写真や動画を撮っておくことで、旅行から帰ったあとも楽しかった出来事を思い出したり、語り合ったりできます。

 

登山

 

登山は一度経験したら夢中になってしまうことが多い趣味だといわれています。ただし、体力や筋力が求められるため、はじめは初心者向けの山からチャレンジしてみるのがおすすめです。ケーブルカーやロープウェイがある山なら、疲労度に合わせてさまざまなルートが選択できます。

 

サイクリング

 

サイクリングは、ストレス解消にぴったりの趣味です。自然のなかを風を切って進むことで、爽快感が味わえます。上り坂が続くと身体への負担も大きくなりますが、適度な疲労は睡眠の質を高める効果もあります。自由な大人の冒険を楽しみたい人は、ぜひサイクリングを趣味として考えてみてくださいね。

 

スキューバダイビング

 

海の深いところまで潜れるスキューバダイビングでは、最高の非日常体験ができます。ふわふわとした浮遊感のなか、色とりどりの魚やウミガメ、イルカなどの生き物と出会えます。趣味としてはじめる場合は資格の取得が必要ですが、体験ダイビングであればライセンスなしでも行えます。興味のある人は体験ダイビングからはじめてみてはいかがでしょうか。

 

日々の疲れを癒やす趣味3選

マッサージ

趣味を持つことは大切ですが、せっかくの余暇が疲労感でいっぱいになってしまうのは避けたいところです。ここでは、「日々の疲れをとりたい」「とにかくリラックスしたい」という人向けに、疲れを癒す趣味を厳選して紹介します。

 

温泉

 

温泉は日々の疲れを癒すだけでなく、健康面でさまざまなメリットをもたらします。実際に九州大学病院別府病院からは、温泉浴には高血圧、高脂血症、うつ病、慢性肝炎、気管支喘息の予防効果や体細胞の抗老化促進効果が伺えるという調査結果が発表されています。温泉で身体が温まることで新陳代謝が活発になり、ダイエットや美肌効果も期待できます。

 

アロマテラピー

 

アロマテラピーとは、植物から抽出した香り(エッセンシャルオイル)を使って、健康や美容をサポートする自然療法のことです。アロマキャンドル、アロマディフューザー、アロマストーンなど、関連するアイテムも豊富にあります。エッセンシャルオイルには、さまざまな種類があるので、まずは自分好みの香りを探すところからはじめてみましょう。

 

マッサージ

 

マッサージを趣味にすることで、健康維持に役立ちます。セルフマッサージは、お風呂の中やお風呂上りなど、身体が温まっているときに行うのが効果的です。アロマテラピーと組み合わせることで、リラックス効果が高まります。血液やリンパ液の流れを意識しながら、身体の疲れやコリを解消していきましょう。

 

副業にも?実益を兼ねる趣味6選

花

多様な働き方が広がるなかで、副業を認める企業の数は増加しています。趣味を通して少しでも収入が得られると、モチベーションを維持しやすく、長く続けやすいかもしれません。好きなことをお金に変えたい人、副業に興味がある人は、実益を兼ねた趣味をはじめてみてはいかがでしょうか。

 

プログラミング

 

近年IT人材不足が深刻化しており、今後も厳しい状況が続くと考えられています。市場のニーズが高いため、本格的にプログラミングを学ぶことで、本業を超える収入が得られる可能性もあります。

 

ただし、スキルを習得するためには時間と根気が必要です。実績がないと案件の依頼もこないため、自作のサイトや簡単なゲームを制作するなど、地道なところからはじめてみましょう。

 

ブログ

 

文章を書くのが好きな人は、ブログを趣味にするのがおすすめです。ブログで収入を得るためには、アフィリエイトと呼ばれる成果報酬型の広告を利用するのが一般的です。「読みやすいサイトにするためにはどうすればいいのか」「どのような内容だとアクセス数が多いのか」など、分析・改善しながら運営を行っていきましょう。

 

イラスト

 

紙とペンさえあれば、誰でも簡単にイラストを描くことができます。最近では、パソコンやタブレットでイラストを作成するデジタルアートにも注目が集まっています。イラストで収益を上げるためには、クオリティの高さが求められます。インパクトのあるキャラクターを考えたり、独特のタッチで描いたりしながら、自分らしい表現を追求していきましょう。

 

動画編集

 

実益を兼ねたクリエイティブな趣味といえば、動画編集が挙げられます。動画を視聴することが好きな人も、「どのような作品が人気なのか」という市場ニーズが把握できているため、動画編集に向いているかもしれません。無料で使えるソフトやアプリも豊富にあるので、費用をかけずにはじめることもできます。

 

編み物やアクセサリー作り

 

編み物やアクセサリー作りは、ちょっとしたプレゼントにも喜ばれる実用的な趣味です。もちろん、自分のためにセーターを編んだり、デザインにこだわったアクセサリーを作ったりして楽しむこともできます。

 

細かい作業の多い編み物やアクセサリー作りは、老化防止や集中力アップなどの効果もあるといわれています。自信がついてきたら、ハンドメイド作家として作品を世に送り出してみましょう。

 

ゲーム配信

 

ゲーム配信も実益を兼ねた趣味として人気が高まっています。ゲームで遊びながら、さらに収入が得られるなんて、ゲーム好きの人にとっては最高の副業ですよね。はじめるのに特別なスキルは必要ありませんが、ゲーミングPCやWebカメラといった機材を準備しなければなりません。また、動画の編集作業も発生するため、ゲーム以外の負担を考慮したうえで趣味として続けられそうかを検討してみましょう。

趣味は認知症リスクを下げる?

RISK

趣味に打ち込むことで、認知症のリスクが下がるといわれています。たとえば、国立がん研究センターの多目的コホート研究では、40歳から69歳の男女を対象とした調査において、「趣味を持つ人は認知症の罹患リスクが統計学的有意に低い」という結果を発表しています。

 

さらに、千葉大学の調査では「趣味は一人でするのに比べてグループですると認知症になる確率が19%低い」という結果が示されました。自分に合った趣味を見つけることは、健康寿命を延ばし、豊かな老後を送ることにもつながります。

趣味を見つけて人生を楽しもう!

赤いワンピースの女性

目的別にたくさんの趣味を紹介してきましたが、気になるものは見つかりましたか?少しでも興味を持てたものがあれば、ぜひ実際に体験してみてください。趣味を持つことで、生活にメリハリが生まれ、気持ちも前向きになります。

 

私たち5PM Journalは、熱量を帯びている偏愛に解釈を添えて、「新たな気づき」を生み出すことを掲げて運営しているWebメディアです。役立つ情報からちょっと変わったコラムまで、幅広い読み物をご用意しておりますので、ぜひそのほかの記事もご覧になってみてください。

https://5pmjournal.0101.co.jp/

 

 

参考

【Schoo】趣味がない人におすすめ!きっと見つかるタイプ別趣味一覧

https://schoo.jp/matome/article/1354

 

【CanCam.jp】大人の趣味24選!サウナ・ゴルフ・カメラ…インドアもアウトドアも長く続けられるおすすめ趣味

https://cancam.jp/archives/1089897