もくじ
1. ブロックした側とされた側のLINE機能は変わる?
2. ブロックされた場合起こる現象
3. ブロック機能の使い方
4. 削除とブロックの違い
5. ブロックされているか不安になったら、いくつかの方法で確かめてみましょう
ブロックした側とされた側のLINE機能は変わる?
LINEでブロックされたとしても、変化はほとんどありません。とくに相手と何もやり取りしていない状況なら、ブロックに気づかない可能性が高いです。
ただし、LINEの個別の機能のなかには、ブロック前後で変化が生じるものもあります。たとえば、ブロックした側は、相手へ1対1のメッセージを送信できなくなります。ブロックされた側はそれまでと変わらずメッセージを送信できますが、相手は見られないため既読がずっとつきません。LINEの各機能をチェックすると、ほかにも細かい変化があります。
ここからは、相手にブロックされたか確認したい場合の方法について解説していきます。
ブロックされたら通知などでわかる?
誰かにLINEでブロックされても通知はきません。そのため、自ら確認しようとしなければ、相手にブロックされている事実に気づかない可能性が高いです。ブロックされたか確認したい場合は、以下で説明する方法を試してみましょう。
ブロックされた場合起こる現象
すでに触れたとおり、LINEでブロックされても原則として変化はとくに起こりません。ただし、LINEの機能によっては、ブロックのサインとなる現象が発生します。具体的にどのような現象が起こるのか、以下で詳しく紹介します。
①メッセージを送っても既読がつかない
LINEでブロックされている相手にもメッセージは送信できます。しかし、相手にはメッセージが届いていません。自分のLINEのトークルームには自分が送信したメッセージが表示されていますが、相手には何も表示されていない状態になります。そのため、ブロックされている相手にメッセージを送信しても、既読はつきません。
ただし、グループでのLINEのやり取りはブロックの対象外となります。そのため、グループ内の1人にブロックされていても、グループトークではメッセージのやり取りが可能です。グループトークに送信したメッセージは自分をブロックしている相手も閲覧でき、既読もつきます。
②LINE電話をかけても応答がない
ブロックされている相手にLINE電話をしても応答はありません。音声通話とビデオ通話の発信はどちらも可能ですが、ブロックされていれば一定時間が経過すると強制終了します。ただし、ブロックの有無にかかわらず、相手の応答が一定時間なければLINE電話は強制終了する仕組みになっています。強制終了後に表示される画面も同じです。そのため、LIN電話が強制終了したからといって、必ずブロックされているとは言い切れません。
なお、メッセージと同様、グループトーク上ではブロックされている相手とそれまで通り音声通話とビデオ通話ができます。LINE電話を個別にかけても出ないのにグループトークでの電話には応答するという場合は、ブロックされている可能性が高いでしょう。
③相手をグループに追加できない
ブロックされている相手は、グループへの追加ができません。相手をグループに追加する操作そのものは実行できますが、相手に招待通知が届かない仕組みになっています。
そのため、グループへの追加を試してみると、相手にブロックされているかどうか分かります。グループを作成して追加したい相手を指定し、「友だちをグループに自動で追加」をオンにしましょう。作成したグループのメンバーの欄を開くと、先ほど追加した相手が表示されます。追加したはずの相手が表示されていない場合、ブロックされていると分かります。相手には招待通知が届いておらず、グループへ追加する操作が行われたことも知らないままです。
④LINE上でのプレゼントができなくなる
LINEにはLINEスタンプ、絵文字、着せかえなどをプレゼントする機能があります。しかし、相手にブロックされていると、LINE上でプレゼントができません。相手がすでに持っているためにプレゼントできないという表示が出ます。ブロックされていなくても、プレゼントしようとしたものを本当に相手が持っていれば、同様の表示が出るのは確かです。明らかに相手が持っていないと思われるものをプレゼントしようとして同様の表示が出た場合は、ブロックされている可能性を疑えます。
プレゼントでブロックの有無を確かめたいなら、相手の趣味を考えて持っていなさそうなLINEスタンプや絵文字などを送ってみましょう。何種類か試してもプレゼントできなければ、ブロックされている可能性が高いです。
⑤「誕生日の友だち」に表示されなくなる
LINEでは、誕生日が1週間以内の友だちが「誕生日の友だち」の欄に表示されます。しかし、相手にブロックされていれば、誕生日が近づいても「誕生日の友だち」の欄に出なくなります。
ただし、「誕生日の友だち」に表示されなくても、ブロックされていると断言はできません。そもそも相手がLINEで誕生日の設定をしていなかったり、誕生日を非公開にしていたりする場合も「誕生日の友だち」の欄に表示されないからです。
「誕生日の友だち」だけではブロックされているかどうか正確な判断ができません。参考程度に捉え、ほかの方法とともに確認しましょう。
ブロック機能の使い方
友だちをブロックしたい場合は、ホームの友だちの欄から相手の名前を探しましょう。名前を長押しすると「ブロック」を選択できます。本当にブロックするか確認する表示が出るため、再び「ブロック」を押すとブロックが完了です。なお、トーク画面の右上にある3本線を押してブロックする方法もあります。
ブロックを解除したい場合は、設定画面の中にある友だちの表示を選択しましょう。ブロックリストをタップすると、ブロックしている相手が一覧で表示されます。相手を選択して「ブロック解除」を押せば、ブロックを解除できます。
自分からブロックするとどうなる?
友だちをブロックすれば、1対1のトークルームで相手からメッセージや電話がきても確認できません。また、アルバムの作成やプレゼントなどもできなくなります。ただし、同じグループに入っている場合、グループトーク上ではそれまで通りメッセージや電話のやり取りが可能です。
また、自分の友だちリストから相手の名前が消えます。その代わり、設定画面のブロックリストの中に相手が表示されています。相手にブロックの通知が届くわけではないため、ブロックの事実が直接相手に伝わることはありません。
削除とブロックの違い
LINEのブロックに似た方法として削除もあります。ブロックされる側から見れば、削除もブロックもほとんど同じです。個別にメッセージや電話で連絡を取ろうとしても、相手に届きません。
ブロックは解除するとそれまでと同じ状態に戻せます。しかし、削除すると元に戻せず、相手とやり取りするには友だち登録を再び行う必要があります。削除する際は本当に削除しても良いかよく考えましょう。
友だちの削除の仕方
削除できるのは、ブロックした友だちです。設定画面のブロックリストを開き、削除したい相手を選択して下にある「削除」を押すと削除が完了します。すでに説明した通り、削除すると元に戻せないため、慎重に行いましょう。相手からするとブロックも削除もほとんど状況は変わらないので、ブロックのまま様子を見るのもひとつの方法です。
削除した友だちを復活させる方法
削除した友だちは、基本的に元に戻せません。再びLINEで連絡を取りたい場合は、改めて友だち登録をする必要があります。たとえば、トークルームを残しているなら「追加」から再び友だち登録が可能です。
また、トークルームを削除していても、相手の電話番号が分かれば復活させられる可能性もあります。電話番号から友だちを復活させるには、自分と削除した友だちの両方が「友だち自動追加」を許可している必要があります。自分のLINEの設定はすぐに変えられるものの、友だちが「友だち自動追加」を許可していないならこの方法は利用できません。
ブロックされているか不安になったら、いくつかの方法で確かめてみましょう
LINEでブロックされても、個別に確認しようとしなければ気づかない可能性が高いです。ただし、確認する方法はあります。自分が相手をブロックする場合も、ブロックの事実を知られる可能性がゼロではないと理解しておいたほうが良いでしょう。
実際、既読がなかなかつかなかったり応答がなかったりして「ブロックされているのでは?」と感じた場面があります。しかし、それだけでは絶対にブロックされているとは言い切れません。ブロックされているかなるべく正確に確かめるには、グループへの追加やプレゼントなどの機能を試してみる必要があります。
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【参考サイトURL】
LINEでブロックされたら起きる5つの現象まとめ【2024年最新版】
LINE(ライン)のブロックを確認する方法、解除や友達削除の方法も解説