もくじ

1. スナック菓子とはどんなお菓子?

2. スナック菓子の選び方

3. 人気のスナックおすすめ10選

4. ダイエット中にもおすすめなスナック3選

5. 健康に気をつけながらスナック菓子を楽しもう

スナック菓子とはどんなお菓子?

スナック菓子

スナックは「軽食」の意味をもつ言葉です。芋やトウモロコシ、米や豆などの炭水化物を油で揚げたお菓子で、スーパーやコンビニで手軽に購入できます。

お菓子というと甘いものが思い浮かべやすいですが、塩味など甘くない味ものが多く、お酒に合うスナックもあります。カロリーが低い商品も多いので、そのようなものは大人やダイエット中の方にも食べやすいでしょう。

 

スナック菓子の揚げ方はさまざま

スナック菓子は製法によって食感や形が異なります。スナック菓子の主な種類と特徴は次のとおりです。

 ● チップ

 スナック菓子の代表格といえるポテトチップスなど、じゃがいもなどの野菜をスライスして揚げたスナックです。高温の油で揚げることで、野菜に含まれる水分を放出し乾燥させます。水分をほとんど抜くことができるため、長期保存も可能です。

 ● フライ

 薄切りにするチップ以外にも、豆などの材料を揚げたフライスナック。粉末を練って成形してフライにしたものや豆などそのままの形状でフライにするものもあり、素材のうまみに油のコクが加わり食べ応えのあるスナックです。

 ● パフ

 「パフ」はふんわりと膨れたものを指す言葉で、米や雑穀など生のままでは食べにくい食材をふんわりと加工して食べやすくしたスナック菓子です。加熱しながら圧力をかけることで、内部に多数の細かい穴ができサクサクとした食感が生まれます。ポン菓子やおこしなどのように素材の形状をそのまま残したもの以外に、粉末状の材料を練ってパフ化することも可能です。

 

スナックとビスケット・米菓・チョコスナックは違うもの

食品はさまざまな規格によって品質が管理されています。スナック菓子は、食品管理の規格としてよく知られているJAS規格では菓子類を規定していませんが、公正競争規約などでは菓子類をビスケット類・チョコレート類などの分類で分けています。

スナック菓子と同じく炭水化物を含む菓子の特徴は次のとおりです。

 ● ビスケット

 小麦に砂糖・油脂・塩などを加えて作られた菓子はビスケットに分類される場合があります。

 ● 米菓

 米菓は米を主原料とした菓子類です。米菓には焼いたものや揚げたものなど調理法の違いや、塩味や砂糖味などの味付けのバリエーションも豊富です。米を原料としたスナック菓子は米菓に分類される場合があります。

 ● チョコレート菓子

 チョコレートを使った菓子はチョコレート類に分類され、チョコレートが全体の60%未満の菓子はチョコレート菓子に分類されています。そのため、チョコレートとナッツ・フルーツ・パフなどを組み合わせた菓子は基本的にスナックとして扱われません。

スナック菓子の選び方

コーン型のスナック

スナック菓子は種類が豊富なため、食べる目的やシーンに合わせて次のような点に注目して選ぶのがおすすめです。

 ● 味

 ● 食感

 ● 種類

 ● カロリー

 ● コスパ

それぞれポイントについて詳しく紹介していきます。

 

味の濃さや風味で選ぶ

スナック菓子は味付けのバリエーションが豊富です。濃い味は少量で満足しやすくなります。お酒のつまみや少し空腹感を満たしたいときには濃いめのスナックを選べば、少量でも満足感を得られるはずです。しかし味が濃いものは使用する調味料が多くなるため、塩分や糖分の量に気を使っている場合は、薄い味のスナックを選ぶようにするとよいでしょう。

味が薄いスナックは飽きずに食べ続けられるので、たくさん食べたいシーンに合います。また薄い味は口に残りにくいため、紅茶やコーヒーなどのドリンクの味を楽しみたいというときにもよく合うでしょう。

スナック菓子は風味のバリエーションも豊富です。定番は塩味・チーズ味・コンソメ味。そのほかにも甘酸っぱいものや辛いものなどがあるので、食べるときの気分に合わせて選べるのも魅力です。地域や季節限定の味もあり、発売を楽しみにしている人もいますよね。

 

食感で選ぶ

スナック菓子は、歯ごたえのある重めのものから軽いものまで多様な食感が楽しめます。たとえばふんわりと溶けるような食感のものから、サクサクと噛む食感が心地良いものやポリポリと噛み応えのあるものまで、さまざまです。

軽い食感のものは食べやすいので、量を多く食べたいときにおすすめです。少量に抑えたいときには歯ごたえのある硬いものを選ぶと、少量でも満足感が得られるでしょう。また、パフ状のスナックなどふんわりとした食感のものは、噛むときに出る音が抑えられるので、職場など周囲に配慮したいときにぴったりです。

 

パッケージで選ぶ

どのようなシーンでスナック菓子を食べるのかによって、パッケージで選ぶのもおすすめです。

読書や勉強をしながら食べるときには、個包装のものならパッケージごと持って手を汚さずに食べられます。個包装のスナックは周りの人に配りたいときなどにも衛生的です。

また複数人で食べるときや、量が欲しいときには大袋がぴったりです。反対に大袋では食べきれそうにない場合には、ファスナー付きのパッケージの菓子や小袋の菓子を用意すれば、残っても保管しやすいでしょう。

このほかにも車内のドリンクホルダーに収まりやすいカップ型などもあるので、食べるシーンに合わせて選んでくださいね。

 

健康を考えるなら、カロリー・塩分が低いものを選ぶ

スナック菓子は油で揚げて軽い食感を出しているものが多いため、カロリーが高い傾向があります。健康のためには、成分表示をチェックすることも大切です。

頻繁にスナック菓子を食べている場合や、ダイエット中でカロリーの気を使っている場合には、ノンフライで作られたスナック菓子や味の薄いものを選ぶとよいでしょう。また、歯ごたえのあるスナックも少量で満腹感を得やすいのでおすすめです。

最近は健康に配慮した菓子として、塩分控えめなものや糖質の少ないものも販売されているので、積極的に選ぶようにするのもよいでしょう。

 

いつもと違う味を楽しみたいときは海外製を選ぶ

「いつも同じスナックばかり買っている」「たまには違う味も試したい」と思うときには、海外製のスナックがおすすめです。唐辛子やカレーなどスパイシーなものやハニーバターなど、国ごとに個性ある味が楽しめます。また、海外製のスナック菓子はボリュームもあり、パッケージがおしゃれなものも多いので、人が集まるときにもぴったりです。

海外製のスナックは、通販で買うほかに成城石井やカルディなど輸入食品を扱う店で購入できます。また、人気のある商品はコンビニやスーパーで買えることも多いので、ぜひチェックしてみてください。

人気のスナックおすすめ10選

ポップコーン

スーパーやコンビニで見かけるおすすめのスナック菓子のなかから、おすすめの10の商品を紹介します。商品ごとに気になるカロリーや特徴を解説するので、好みやシーンに合ったスナック菓子を見つけてください。

 

明治 カール

カールは、トウモロコシを主原料とした生地を加熱・乾燥させています。ノンフライのうえにボリュームのある食べ応えなので、少量でも満足感が高く小腹が空いたときにおすすめ。味の種類は、カールの定番ともいえるチーズ味とあっさりしたうすしお味の2種類がメインです。

昭和43年から愛され続けているカールですが、現在は西日本限定で販売されています。販売されていない地域にお住まいの場合は、通販で取り寄せる方法もあります。旅先で見つけたときにはお土産にすると喜ばれそうです。

 ・内容量:64g

 ・カロリー(チーズ味):324kcal

 

カルビー じゃがりこ

カップ型のパッケージが特徴のじゃがりこは、手に持ちやすく車にも置きやすいので、お出かけのときに便利です。少し固めの食感で、サクサクとした噛み応えが癖になるじゃがりこは、少量でも満足感があります。

じゃがりこは手が汚れにくいスナックを目指して開発されました。棒状のスナックの周りには塩以外の調味料がついていないので、勉強中など手の汚れが気になるシーンでも気軽に食べやすいのが魅力です。

 ・内容量:57g

 ・カロリー:285kcal/1パック

 

亀田製菓 ハッピーターン

食べやすいサイズの煎餅についた、甘じょっぱいパウダーが食欲をそそるハッピーターン。

キャンディ型に個包装されているので、パウダーが手につくのを気にせずに食べられるのも魅力です。個包装1個あたり20kcalで食べる量を調節しやすく、しっかりした味なので少量でも満足しやすくなっています。

各地の特産品にちなんだ限定味のハッピーターンも販売されているので、旅の楽しみにもなりそうです。

 ・内容量:96g

 ・カロリー:20kcal/個包装1個

 

カルビー 堅あげポテト うすしお味

堅あげポテトは、ポテトを厚めにカットしたフライ菓子。名前のとおりの堅い食感は、一般的なポテトチップスよりもじっくりと低温で揚げることで生まれました。

噛めば噛むほどに旨みが感じられるのが特徴で、噛むことで満足感が得やすいので、少量食べたいときや、いつもと少し違うおやつを食べたいときにおすすめです。

瀬戸内製の海塩を使ったうすしお味や大人が楽しめるようにブラックペッパー味など、こだわりのラインナップも特徴です。

 ・内容量:65g, 72g, 144g(BIG)

 ・カロリー:333kcal/65g

 

東ハト キャラメルコーン

くるりと丸い形が特徴のキャラメルコーンは、1971年発売のロングセラー商品。サクサクの食感を楽しんだあとはスッと溶けるようになくなるので、ついつい食べ進めてしまうでしょう。

スナック菓子は甘くないものが多いですが、キャラメルコーンは適度な甘さでキャラメル風味を楽しめるスナック菓子です。袋の底に沈んでいる皮付きピーナツの塩味がアクセントになり、甘さと塩味のバランスが絶妙。チョコやビスケットのようなしっかりとした甘さではなく、ちょっと甘味のある菓子が欲しいときにおすすめです。

 ・内容量:70g

 ・カロリー:392kcal/1袋

 

フリトレー マイクポップコーン

映画館のスナック菓子のイメージが強いポップコーンが、自宅でも手軽に食べられます。

トウモロコシを主原料としているポップコーンは食物繊維が多く、定番のバターしょうゆ味のマイクポップコーン50gには、レタス約2個分もの食物繊維が含まれています。食物繊維は胃腸で水分を含むと膨張するため少量でも満腹感が得られるほか、整腸効果や血糖値上昇の抑制にも効果が期待されている成分です。日本人は不足しがちなため積極的に取り入れる必要があります。

マイクポップコーンはノンフライなので、ダイエット中のおやつにもおすすめです。

 ・内容量:50g・110g

 ・カロリー:244kcal

 

コイケヤ スティックカラムーチョ ホットチリ味

1984年の発売以来、辛いもの好きの方に愛されているスナック菓子。日本産100%のじゃがいもを使用し、唐辛子の辛さと肉と野菜の風味をつけたカラムーチョは、手が止まらなくなるおいしさです。

スティックタイプとチップスタイプの2種類の形状があり、小さめのスティックタイプは口に入れやすく、大きめのチップスタイプは旨辛さを存分に味わえますよ。食べるシーンに合わせて好みの形状が選べます。

 ・内容量:55g・122g・156g

 ・カロリー:309kcal/55g

 

カルビー さやえんどう

さやえんどうを丸ごと使用して作られているノンフライのスナック菓子。焼き上げ後に吹き付ける油を減らし、着色量を使用しないなど健康に配慮して作られているのがポイントです。

さやえんどうには食物繊維やたんぱく質が含まれているので栄養が豊富で、子どものおやつにおすすめです。また形もさやえんどうそっくりに作られているため、見た目としてもビールのおつまみにもよく合います。

 ・内容量:26g・61g

 ・カロリー:125kcal/26g

 

グリコ プリッツ

プリッツは細長いスティック状のスナック菓子です。旨サラダ味・ロースト塩バター味・トマト味など複数の風味が用意されています。

ポリポリとした食感が特徴ですが、噛んだあとに口に残らないくちどけのよさが特徴です。リニューアルを重ねて、食べるときに手が汚れないように食塩の粒の多さを工夫するなど、持ち歩いて食べやすいように開発されています。

またプリッツは食物繊維の量も多く、サラダ味では1袋1.1gの食物繊維を含んでいるので、噛み応えのある食感に加えて満足感が得られます。

 ・内容量:69g

 ・カロリー:177kcal/1袋(2袋入り)

 

ヘテ ハニーバターチップス

韓国で大ヒットしたポテトチップス。発売当時は売り切れも続出したという人気商品です。

ポテトチップスは塩辛いものが多いですが、ハニーバターチップスはポテトチップスの塩味とはちみつとバターの組み合わせた甘さが絶妙で、つい手が止まらなくなるおいしさです。

最近では韓国のヘテ製菓とカルビーが提携して商品を販売しています。

 ・内容量:60g

 ・カロリー:345kcal

ダイエット中にもおすすめなスナック3選

ポテトチップス

カロリーが低いスナックならば、ダイエット中でも取り入れやすいでしょう。ノンフライ製法のスナックや、豆類など素材をそのまま取り入れているものなど健康を意識したスナック菓子も販売されています。

ここでは、ダイエット中にもおすすめのスナックを3つ紹介します。上手に取り入れてダイエットを成功させましょう。

 

カルビー miino

miino(ミーノ)は、そら豆を丸ごと使ったスナックです。厳選された素材をカルビー独自の製法でフライ加工しているため、サクッと軽い食感が魅力です。

購入者からは本来のそら豆よりmiinoがおいしかったという声もあるほどなので、普段そら豆をあまり食べないという方もぜひ試してみてください。

miinoは低糖質な食品につけられるロカボマークも取得しているため、カロリーだけでなく糖質も意識している方にもおすすめのスナックです。

 ・内容量 :28g

 ・カロリー :164kcal

 

テラフーズ 焼きじゃが PREMIUM

油を極力控えたノンフライ製法で作られたポテトチップスなら、ダイエット中にもおすすめです。

焼きじゃがPREMIUMは、特許技術の特別な製法で作られているので、サクサクの食感を楽しめます。揚げておらず1袋のカロリーが140kcalと少ないため、罪悪感なく食べられるうえに、トランス脂肪酸が0g。食生活に気を使っている方にもぴったりです。

うすしお味以外にも、ゆずこしょう味・ベーコンチーズ味・本キムチ味・かに風味味などバリエーションが豊富で、飽きずに食べられるのも魅力です。

 ・内容量:31g

 ・カロリー:140kcal/1袋

 

大塚製薬 ソイカラ

ソイカラは主な原料に大豆を使ったノンフライスナック。揚げていないのでカロリーが低く、低糖質なため身体にやさしいのが特徴です。大豆にはたんぱく質をはじめとし、大豆イソフラボンや食物繊維など健康な体に必要な栄養素が豊富に含まれています。

ソイカラは1袋で大豆約50粒に相当する栄養を摂取できるので、ダイエット中だけでなく、普段のおやつに積極的に取り入れれば、栄養バランスを整えやすくなるでしょう。

 ・内容量 :27g

 ・カロリー :120kcal/1袋

健康に気をつけながらスナック菓子を楽しもう

ギザギザのポテトチップス

スナック菓子は食感がよいものが多く、味のバリエーションが豊富です。油で揚げているものが多いので、ダイエット中など脂肪分が気になるときには、ノンフライのものを選ぶとよいでしょう。また、味や食感のバリエーションが豊富で、少量で満足したいときには噛み応えのあるものを選ぶのがポイントです。

スナック菓子は健康に配慮した商品も増えています。栄養が豊富な豆類などを主原料としたスナックもあるので、積極的に選べば不足しがちな栄養素を補うこともできるでしょう。

ミツカングループの「ZENB」は、「おいしさ」と「カラダにいい」の両方を目指した食品を提供しているブランドです。スーパーフードといわれる黄えんどう豆を丸ごと使用したパスタや、1袋115gで低カロリー・低糖質なチップスもあるので、ダイエット中の主食や間食におすすめです。

スナック菓子は食感や風味が良いのが魅力ですが、ついつい多く食べてしまいそうになります。小皿に取り分けて食べるなど食べすぎないように注意して、上手に楽しんでくださいね。

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【参考サイトURL】

チョコレート(菓子)と準チョコレート(菓子)の違いを知りたい。

JASの対象となる品目(規格)は?

第十二話 SQマーク

「ノンフライ」とは何ですか

食物繊維の必要性と健康

知ってますか?食物繊維のチカラ

miino(ミーノ)

ロカボマークとは

製品情報|ソイカラ

食べ物の不思議「スナック菓子のスナックとは?」

ZENB