もくじ

1.立体的なお花の折り方

2.季節に関するものの折り方

3.部屋に飾れるものの折り方

4.キャラクターの折り方

5.折り紙に関する豆知識を紹介

6.折り紙で楽しく遊ぼう!

立体的なお花の折り方

花や鶴の折り紙

折り紙を使えば、色とりどりの立体的なお花が表現できます。同じ紙でも、折り方を変えるだけで、バラやカーネーション、チューリップといったお花を自由自在に生み出せます。折り紙で作った立体的なお花を、ちょっとしたプレゼントや手紙に添えるのもおしゃれです。

 

バラ

花といえば、美しく華やかなバラをイメージする人も多いでしょう。折り紙を使えば、ずっと枯れることのないバラの花束をプレゼントできます。

 1. 折り紙を1枚用意する

 2. 半分に折る

 3. さらに半分に折って、4分の1サイズの正方形を作る

 4. 表面に三角形の折り目をつける

 5. 折り目に沿って袋を広げ、二等辺三角形のかたちに畳む

 6. 裏面も同様の手順で二等辺三角形のかたちに畳む

 7. 二等辺三角形の低角をそれぞれ頂角に合わせて折る

 8. 折りあげた部分を正方形のかたち畳む

 9. 裏面も同様の手順で正方形のかたち畳む

 10. 中央に折り目に合わせて下側から開き、三角形をつくる

 11. 裏面の角の部分を持ち上げる

 12. 4本の指を角に差し込んで3~4回ねじる

 13. 折り紙を掌にのせて、反対の手でさらに3~4回ねじる

 14. ピンセットやつまようじで四隅をカールさせる

 15. 完成

 

カーネーション

カーネーションは、母の日の贈り物の定番です。緑の折り紙で簡単な茎を作って、花びらのパーツとくっつけるだけで、本物のカーネーションにも劣らない可愛らしい仕上がりとなります。

 1. 折り紙を1枚用意する

 2. 半分に折る

 3. さらに半分に折って折り目をつける

 4. 折り目に沿って三角形のかたちに畳む

 5. 等辺に合わせるように小さな三角形を作る

 6. 小さな三角形を同じサイズの折り目をつけるように畳む

 7. 根元より少し上をハサミでギザギザに切る

 8. 切った折り紙を広げるとギザギザの円ができあがる

 9. 同じものを4つ作る

 10. 4つのうち、3つを裏返す

 11. ギザギザの円の上に、裏返した3つを接着剤でくっつける

 12. 完成

 

チューリップ

バラやカーネーションと違い、チューリップは花びらだけだと物足りない印象があります。鮮やかな色合いを引き立てるためにも、緑の折り紙で茎まで作りこんでいきましょう。

折り方の説明

 1. 折り紙を1枚用意する

 2. 三角形のかたちに折る

 3. さらに半分に折って折り目をつける

 4. 折り紙を広げる

 5. 半分に折る

 6. さらに半分に折って折り目をつける

 7. 折り紙を広げる

 8. 中央に四隅が集まるように折る

 9. 三角形に折る

 10. 折り目に沿って正方形のかたちに畳む

 11. 裏面も同様の手順で正方形のかたちに畳む

 12. チューリップをかたちづくるように4つの角を折る

 13. 膨らみが大きい方の先端から中央にかけて小さな三角形を折る

 14. 先端部分を1mm程度ハサミで切る

 15. 切っていない方を優しく広げる

 16. 花びら部分をピンセットや竹串でカールさせる

 17. 完成

 

紫陽花

学校や公園の花壇などで目にすることの多い紫陽花。青や紫、ピンクなど、多彩な色合いで私たちを楽しませてくれる紫陽花は、折り紙でも人気のテーマです。同系色を組み合わせていくと、可憐に仕上がります。

 1. 折り紙を5枚用意する

 2. 折り紙を4分の1サイズに切る

 3. 三角形の折り目をつける

 4. 折り紙を広げる

 5. 対角線上も三角形のかたちに折る

 6. 上の角を下の折り線に合わせて折る

 7. 裏面も同様の手順で折り線に合わせて折る

 8. もう1枚を同様の手順でつくる

 9. 2枚を重ねてホッチキスで留める

 10. 花びらを広げていく

 11. 同様の手順で10個つくる

 12. 土台の折り紙もしくは画用紙を準備する

 13. 土台に花びらを接着剤でくっつける

 14. 完成

 

桜は、入学・卒業などのイベントに欠かせないアイテムの1つです。桃の花と梅の花も基本的な折り方は同じなので、花びらのかたちを少し変えるだけで、桜・桃・梅の3種類が簡単に作れます。

 1. 折り紙を2枚用意する

 2. 折り紙を4分の1サイズに切る

 3. 三角形のかたちに折る

 4. 二等辺三角形の低角をそれぞれ頂角に合わせて折る

 5. 辺に沿って外側に折り返す

 6. 折り返した部分を広げ、折り目に沿って畳む

 7. 畳んだ部分を正方形になるように折り込んでいく

 8. 正方形の表面にできた直角三角形同士をのりでくっつける

 9. 花びらに切れ目を入れる

 10. 同様の手順で5個つくる

 11. 接着剤で5個の花びらをくっつける

 12. 完成

季節に関するものの折り方

ハロウィンの折り紙

日本には一年を通してさまざまな行事があります。行事に合わせてスペースを飾り付けるだけでも季節感が演出でき、四季折々のイベントが楽しめます。一方で、保管場所や購入費用に悩んでいるといった声も少なくありません。

折り紙を使えば、簡単に季節のアイテムが製作できます。ここからは、子どもでも作れるノリやハサミを使わないものから、細かい作業が必要な大人向きのものまで、季節に関するアイテムの折り方を紹介します。

 

ひな飾り

折り紙を使えば、かわいらしい雛人形が作れます。厚みがないので、平面装飾にもおすすめです。お内裏様とお雛様の小道具は自由にアレンジできます。冠(かんむり)、太刀(たち)、桧扇(ひおうぎ)など、こだわって製作してみてくださいね。

女雛の顔

 1. 折り紙を1枚用意する

 2. 半分に折る

 3. さらに半分に折って折り目をつける

 4. 三角形のかたちに折り目をつける

 5. 折り紙を広げて中央に頂点を合わせるように三角形に折る

 6. 対角も同様の手順で三角に折る

 7. 折り目に沿って台形のかたちに折る

 8. 台形のかたちを広げて、隅から3本目の線に頂点を合わせて折る

 9. 対角側も同じ幅で折り込む

 10. 黒色の背面に白色の三角形ができるように折る

 11. 白い部分が顔、黒い部分が髪の毛に見えるようかたちを整えていく

 12. 目や口を手書きする

女雛の衣装

 1. 折り紙を1枚用意する

 2. 三角形のかたちに折る

 3. さらに半分に折って三角形の折り目をつける

 4. 折り目に沿って広げて、正方形のかたちに畳む

 5. 4分の1の位置に折り目をつけて、小さな三角形に折る

 6. 反対側も同様の手順で畳み、中心に折り目をつける

 7. 4分の1の位置に折り目をつけて、角を合わせる

 8. 顔と衣装をのりでくっつける

 9. 小道具をつくる

 10. 完成

 

鯉のぼり

鯉のぼりは、5月5日の端午の節句に子どもたちの健やかな成長を願って飾ります。折り紙でつくる鯉のぼりはとても簡単で、のりやハサミなどの道具も必要ありません。折り紙に慣れていない人でも挑戦しやすいアイテムです。

 1. 折り紙を1枚用意する

 2. 1cm程度の細長いかたちに折りあげる

 3. 90度回転させて、3等分に段折りする

 4. 尾の部分に三角形の折り目をつける

 5. 折り目に沿って畳む

 6. 裏面にして、尾の部分を三角形のかたちに折る

 7. 顔と模様を描く

 8. 完成

 

七夕

七夕の装飾には、流れ星や笹の葉、織姫・彦星など、さまざまな種類があります。なかでも、折り紙で短冊を作るのは王道です。今回は、短冊と合わせて飾りやすい、華やかな天の川(網飾り)の折り方を紹介します。

 1. 折り紙を2枚用意する

 2. 折り紙を4分の1サイズに切る

 3. 半分に折る

 4. さらに半分に折って細長い長方形をつくる

 5. 5mm間隔にハサミで切れ目を入れる

 6. 180度回転して、同様の手順で切れ目を入れる

 7. ゆっくりと折り紙を開く

 8. 完成

 

ハロウィン

ハロウィンは、毎年10月31日に行われるヨーロッパ発祥のお祭りです。ハロウィンの装飾といえば、「カボチャ」は外せません。ハロウィンに飾るカボチャには、魔除けとしての役割があります。帽子やステッキなどの小物と合わせて、オリジナルのハロウィンカボチャを製作してみましょう。

 1. 折り紙を1枚用意する

 2. 半分に折る

 3. さらに半分に折って、4分の1サイズの正方形を作る

 4. 折り目に沿って三角形のかたちに畳む

 5. 裏面も同様に三角形のかたちに畳む

 6. 両側の辺を中心に合わせて折る

 7. 裏返して、飛び出している三角形を折り返す

 8. 二等辺三角形の低角を中心に合わせて折る

 9. 下の角を内側に折る

 10. 上の角を中央に合わせて折る

 11. カボチャの頭部分の出っ張りをつくる

 12. 目と口をのりではりつける

 13. 完成

 

クリスマス

折り紙の折り方に正解はありません。同じサンタクロースでも折り方はさまざまで、仕上がりの表情も大きく変わります。ここで紹介するのは、ぽってりとしたフォルムが魅力の脱力系サンタクロースです。トナカイと合わせて製作することで、魅力が倍増します。

 1. 折り紙を1枚用意する

 2. 三角形のかたちに折る

 3. さらに半分に折って折り目をつける

 4. 折り紙を広げて中央に頂点を合わせるように三角形に折る

 5. 三角形を半分に折り返す

 6. 4分の1の幅で折り、巻くように半分まで折りあげる

 7. 下の角を上の辺に合わせて折る

 8. 1cmの隙間をあけて折り下げる

 9. 裏返して、両端を中心線に合わせるように折り目をつける

 10. 左端を折り目に合わせて折る

 11. 右端を折って、長方形のかたちをつくる

 12. 三角帽のかたちになるよう上の部分を折る

 13. 下の角を折る

 14. 目と鼻をのりではりつける

 15. 完成

部屋に飾れるものの折り方

幾何学的な折り紙

折り紙があれば、部屋を華やかに装飾することもできます。ちょっとしたパーティーや食事会に折り紙の装飾があることで、会話のきっかけになるかもしれません。折り紙をいくつも組み合わせた大作を作り上げるのも素敵ですが、ハサミで切り込みを入れるだけでもおしゃれな部屋飾りは作れます。

 

ガーランド

 もともとは名誉のしるしと贈られる「花輪」「栄冠」を意味するガーランドですが、現在では「ひも状の装飾品」を広く表す言葉として用いられています。玄関やリビングのおしゃれなインテリアとしても人気のガーランドは、折り紙でも簡単に作れます。「ねじれ」を意識すると立体的なガーランドに仕上がります。

 1. 折り紙を1枚用意する

 2. 半分に折る

 3. さらに3等分に段折りする

 4. 折り紙を広げて、折り目に合わせて6本に切る

 5. 6本を重ねて、5mmに折りあげる

 6. 反対側を三角形のかたちに折る

 7. 三角形の部分にのりを塗って6本をはりつける

 8. 1本だけ取り出し、ねじって固定する

 9. 5mmに折りあげた部分にのりを塗る

 10. 先ほど固定した1本の5mmの部分にねじるようにはりつける

 11. 同様の作業を6本分繰り返す

 12. 完成

 

切り花

折り紙は、数回畳んで好きなかたちに切り落とすだけでおしゃれな模様が作れます。これを切り花と呼び、「平面8つ折り切り紙」「平面8つ折り切り紙」などの種類があります。畳む回数が多くなるほど細かい模様が描けますが、厚みが出るためハサミで切りづらくなります。

 1. 折り紙を1枚用意する

 2. 三角形のかたちに折る

 3. さらに半分に折る

 4. 外側に三角形のかたちに折りあげる

 5. 二等辺三角形の頂角を底辺に沿って折る

 6. 裏面も同様の手順で畳む

 7. ペンで切り込みの線を描く

 8. 折り紙がずれないよう、ホッチキスで固定する

 9. ハサミで線に沿って切り落とす

 10. 完成

 

寝室の飾り付けには、夜空をイメージする「星」のようなアイテムがおすすめです。星にはさまざまな折り方がありますが、立体的に仕上げることで、おしゃれな空間に仕上がります。スタンダードな黄色だけでなく、きらきらとした「ホログラム折り紙」を使うと、よりいっそうの輝きが表現できます。

 1. 折り紙を2枚用意する

 2. 折り紙を4分の1サイズに切る

 3. 三角形に折り、折り目をつける

 4. 左右の角を折り目に沿って折る

 5. 180度回転させて、反対側も折り目に沿って折る

 6. ひし形ができる

 7. 短い方の対角線に合わせて畳む

 8. 30度程の角度をつけて折り込み、片側だけを開く

 9. 同じものを5個つくる

 10. 開いていない方の三角形の部分にのりを塗る

 11. 挟みこむように、折り紙と折り紙をくっつける

 12. 5個をくっつけたら、中央の穴から空気を入れるように膨らます

 13. 完成

 

雪の結晶

雪の結晶は、紐をつけるだけでオーナメントにもなります。装飾にこだわりたいなら、中心をビーズで飾り付けるのもおすすめです。黄色の折り紙で製作すると、星としても使えます。今回はクリスマスツリーにもかざりやすい立体的な雪の結晶を紹介します。

 1. 折り紙を1枚用意する

 2. 三角形のかたちに折る

 3. さらに半分に折って、折り目をつける

 4. 三等分になるように交差させて折る

 5. 三角形になるように切る

 6. 広げると六角形のかたちになる

 7. 右上の角と下の角を合わせるように折る

 8. 左上の角と下の角を合わせるように折る

 9. 左右の角を下に折り込む

 10. 裏返して、3つの角を中心に合わせて折って、折り目をつける

 11. 表に返して、下の角を上の辺に合わせて折る

 12. 折り目に合わせて折り返す

 13. 中心から左右の角を折る

 14. 同様の手順で、他の2か所も折る

 15. 完成

 

ペーパーファン

紙で作られた平らな扇状の装飾品をペーパーファンといいます。海外では、ウェディングアイテムやお部屋のインテリアとして人気があります。大きさの異なるペーパーファンをバランスよく飾るのが、おしゃれに見せるポイントです。

 1. 折り紙を8枚用意する

 2. 半分に折る

 3. 折り目に沿って、細長い長方形のように折る

 4. 細長い長方形の部分をさらに3等分に折り込む

 5. 折り紙を開く

 6. 折り目に沿って蛇腹に折り畳む

 7. 同様の手順で8枚を折り畳む

 8. のりを塗って、すべての折り紙をくっつける

 9. 蛇腹状の輪っかが出来上がる

 10. 輪っかの上の部分を集めて、下の部分を広げる

 11. 円になるように押し込む

 12. 裏側の中心部分がずれないように固定する

 13. 完成

 

キャラクターの折り方

折り紙の人形

折り紙を使えば、あの人気キャラクターも忠実に再現できます。全身を再現するのが難しいときは、顔だけを折る方法もあります。基本的な顔の作り方が分かれば、いろいろなキャラクターで応用可能です。

折り紙でキャラクターの全身を製作するときは、細かいフォルムまで作りこんでいく必要があります。凸凹が多いほど、作業の工程は増え、難易度も上がります。

 

ちいかわ

X(旧Twitter)発の漫画で、幅広い世代にファンを獲得している「ちいかわ」。折り紙を使えば、そんなちいかわの主要キャラクターたちを簡単に作れます。顔とからだは別パーツなので、手軽に顔だけ作りたい人にもおすすめです。

 1. 折り紙を1枚用意する

 2. 三角形のかたちに折る

 3. さらに三角に折り、折り目をつける

 4. 下の辺を1cm折りあげる

 5. 上の角を2cm下に折る

 6. 中央に2cmの隙間ができるように、左右から折り込む

 7. 下の辺を折りあげる

 8. 左右の角を内側に折り込む

 9. 耳になる部分をななめに折る

 10. ペンで顔を描く

 11. 完成

 

ピカチュウ

世界中で人気のポケモンは、海外の人へのプレゼントにもぴったり。ピカチュウを製作するポイントは、特徴的な耳です。鶴の折り方に似ているので、比較的チャレンジしやすいキャラクターとなっています。

 1. 折り紙を1枚用意する

 2. 三角形のかたちに折る

 3. さらに半分に折って折り目をつける

 4. 折り紙を広げる

 5. 半分に折る

 6. さらに半分に折って折り目をつける

 7. 折り紙を広げる

 8. 折り目に沿って畳んで、正方形をつくる

 9. 左右の角を中心に合わせて折る

 10. 上の角を下に折る

 11. 折り目に沿って開き、ひし形のかたちに畳む

 12. 裏側も同様の手順でひし形のかたちに畳む

 13. 下の角を半分より少し上になる位置で折る

 14. 対角線に沿って折りあげる

 15. 裏側も同様の手順で対角線に沿って折りあげる

 16. 下の角を内側に折り込む

 17. 耳になる部分をななめに折る

 18. ペンで顔を描く

 19. 完成

 

ミッキー

折り紙は、谷折りや山折り、中割り折りなど、いろいろな折り方を組み合わせてかたちを作っていきます。ミッキーのような丸みのあるキャラクターは、パーツを細かく分解することで、繊細なフォルムが表現しやすくなります。

 1. 折り紙を1枚用意する

 2. 8分の1サイズ×2枚、4分の1サイズ×1枚、2分の1サイズ×1枚になるように切る

 3. 4分の1サイズを用意する

 4. 上の部分に1cmの隙間ができるように折る

 5. 裏返して、上に折りあげる

 6. 左右を1cm幅で折る

 7. 折った部分を開いて畳む

 8. 下の辺から折り目に合わせて折りあげる

 9. ほっぺになる部分をななめに折る

 10. 顔のかたちを整える

 11. 2分の1サイズを用意する

 12. 中央の折り目に合わせて三角形に折る

 13. 二等辺三角形の低角を1cmに折る

 14. 左右の折った部分を中央で合わせる

 15. 顔のパーツをのりではりつける

 16. 顔のかたちを整える

 17. 8分の1サイズを用意する

 18. 四隅を内側に折り込んで耳をつくる

 19. 耳を顔のパーツにくっつける

 20. 顔を描く

 21. 完成

 

折り紙に関する豆知識を紹介

千羽鶴

折り紙の歴史は江戸時代まで遡るといわれています。300年以上の歴史のなかで、折り紙は日本の文化として広く浸透し、世界的にも知られるようになりました。ここでは、そんな折り紙のちょっとした豆知識を紹介します。

 

世界で一番難しい折り紙は?

折り紙は日常的な遊び道具の1つであると共に、「おりがみ作家」と呼ばれる職人のようなクリエイターが、工芸品ともいえる作品を生み出しています。株式会社西東社が制作した『新世代 究極のおりがみ』では、死神・ティラノサウルス・ユニコーンなど、世界最高レベルの折り紙作品が紹介されています。そのなかで、もっとも難易度が高いとされているのが宮本宙也作「死神」です。464工程を経て製作された作品は必見の価値ありです。

参考:新世代 究極のおりがみ | ホビー | 趣味|西東社

 

千羽鶴とは?

千羽鶴とは、折り紙で作った鶴を糸でつないだもので、長寿祈願や病気回復などの願いを込めて作られます。平和のシンボルでもあり、戦争や災害の場面でも祈りを捧げるものとして製作されることがあります。千羽鶴を作った経験がある人も多いかもしれませんが、正確にきっちり1000羽作る必要はありません。大切なのは、何羽折ったかではなく、何を想って折ったかです。千羽鶴には、相手の病気の回復を心から願う気持ちや平和への強い思いなどが込められています。

 

折り紙の魅力は

折り紙の可能性は無限大です。お手本を見ながら作り上げるだけでなく、まったく新しいものを創造することもできます。また、折り紙はコミュニケーションツールにもなります。1枚の紙を通して、年齢が離れた人や言葉が通じない外国の人ともコミュニケーションのきっかけが掴めます。

折り紙で楽しく遊ぼう!

竹と折り紙

折り紙には、子どもでも簡単に作れるものから大人がチャレンジしたい本格的なものまで、さまざまな種類があります。お花や装飾品、キャラクターなど、気になったアイテムに挑戦してみてくださいね。

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参考URL

【のんびり暮らそう】折り紙で花の折り方まとめ!簡単な作り方から立体までを解説!

【Craftie Style】簡単かわいい折り紙の折り方12選&アイデア作品8選!子供から大人まで楽しめる♪

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【All About】必ず千羽必要?処分方法は?「千羽鶴」の意味や願い・歴史、素朴な疑問も解説