もくじ
1.花束に込められる意味とは?
2.花束の選び方
3.贈る相手・シーン別おすすめの花は?
4.大切な人への花束は「F.(エフ)」で選んでみて
5.せっかく花束を贈るなら、意味を込めよう
花束に込められる意味とは?
花束は、ただ美しいというだけではなく花束そのものに「意味を込められる」ということをご存じでしょうか。色や本数、花言葉、そして贈るシーンによっても意味合いが異なります。ギフトとしてふさわしい花束になるよう、これから紹介するポイントをぜひチェックしてみてくださいね。
花の本数
花束にする花の本数によってポジティブな意味合いを持つものがあります。たとえば、プロポーズの定番として知られる花「バラ」の本数には、このような意味が込められます。
1本:あなたは私の運命の人
2本:二人だけのもの
3本:あなたを愛しています
4本:一生愛し続けます
5本:出会えてとても嬉しいです
7本:隠れた愛
8本:あなたの思いやりに感謝します
9本:いつも一緒にいてください
11本:最愛の人
40本:真実の愛、永遠の愛を誓います
50本:永遠
99本:永久の愛
100本:100%の愛
108本:私と結婚してください
ただし、贈るのに注意が必要な本数もあります。
4本
9本
13本
これらは不吉な数字ともいわれ、お祝い事において贈るのは避けるのがベターです。また、下記の本数にもネガティブな意味があるため注意しましょう。
7本:片思い
15本:ごめんなさい
16本:不安な愛
17本:絶望的な愛
花の色
花の色にもそれぞれ意味があります。色ごとに込められる意味は以下のとおりです。
赤系:情熱
黄系:元気
緑系:安心
青系:冷静
紫系:高貴
白系:純粋
大枠で花の色は上記のような意味を持ちますが、贈るシーンによってはネガティブな意味を持つこともあります。とくに下記の色に気をつけましょう。
赤系:新築祝いには「火」を連想させることからNG
黄系:結婚祝いでは「嫉妬」「軽蔑」という意味があることからNG
また、花の色だけではなく花の種類でも意味が異なるため、さまざまな要素を含めて検討することが大切なポイントです。
花言葉
花にはそれぞれ「花言葉」があります。色や本数よりも、より直接的に意味を込められるため、花言葉を意識して選ぶ方が多いのではないでしょうか。花言葉にはポジティブな意味だけではなくネガティブな意味を持つものもあるため、ギフトとして贈るときには注意が必要です。
ただし、ネガティブな花言葉を持つ花であったとしても、相手が好む花である場合はとらわれすぎなくても良いかもしれません。もし花束の一部としてどうしても含めたい場合は、本数を少なくするというアイデアもあります。
とはいえ、やはりできれば避けたいという場合には、ネガティブな意味の花の花言葉を知っておくと良いでしょう
バラ(黄色):愛情の薄らぎ
カーネーション(黄色):軽蔑
アジサイ:冷酷
ラベンダー:疑惑
クロユリ:呪い
タマリスク:犯罪
シレネ:落とし穴
テッセン:縛り付ける
マリーゴールド:嫉妬
オキナグサ:裏切りの恋
花束の選び方
花束の選び方は、紹介してきた本数や色、花言葉だけでなくさまざまな方法があります。ここでは、おすすめの花の選び方を紹介します。
相手のイメージで選ぶ
花を選ぶときに大切なのは「相手が喜ぶこと」を意識すること。相手が好きな花や花に込められた意味なども選ぶポイントになりますが、「自分が持つ相手のイメージに合わせて選ぶ」のもおすすめです。相手が手にしたときに似合う花束を贈れば、意外な花であったとしてもきっと喜んでもらえるでしょう。
自分で選べない場合は、フローリストに大人の落ち着いた雰囲気、気品ある華やかな雰囲気などを伝え、贈る相手をイメージしてもらいアレンジしてもらうのもおすすめですよ。
相手の誕生花で選ぶ
お祝いの気持ちを込めて花束を贈るなら、相手の誕生月にちなんだ「誕生花」を取り入れてみてはいかがでしょうか。誕生月の花だけでなく日にちの誕生日花もあるため、選ぶバリエーションが広がりますよ。ここでは、各月の誕生月花とその花言葉を紹介します。
1月
シンビジウム/花言葉:「飾らない心」
2月
フリージア/花言葉:「親愛・信頼」
3月
チューリップ/花言葉:「思いやり」
4月
カスミソウ/花言葉:「幸福・無垢の愛」
5月
カーネーション/花言葉:「深い愛」
6月
バラ/花言葉:「愛・美」
7月
ユリ/花言葉:「純粋・無垢」
8月
ひまわり/花言葉:「憧れ・情熱」
9月
リンドウ/花言葉:「勝利」
10月
ガーベラ/花言葉:「希望・前向き」
11月
菊/花言葉:「高貴・高潔」
12月
カトレア/花言葉:「魅惑的」
誕生月花は花束を贈るときにヒントになりますが、いくつか注意点もあります。
11月:菊/花言葉:「高貴・高潔」
菊は供養花として知られる花のため、贈り物として花束にするのはNGです。
7月:ユリ/花言葉:「純粋・無垢」
ユリも供養花として供えられることが多い花のため、人によっては贈られて不快感を抱くこともあるでしょう。どうしても花束に取り入れたい場合は、ほかの花をたくさん入れて花束をつくるなどの工夫が必要です。
相手が好きな花から選ぶ
贈る相手が好む花を中心に花束をつくるのもおすすめです。相手の喜ぶ顔を思い浮かべて、花言葉や本数などにとらわれすぎず選んでみてはいかがでしょうか。
好みを取り入れるうえでとくに意識したいのは、品種と色です。相手が好きな花だけではなく色、そしてインテリアやファッションの好みやテイストもリサーチしておけば、失敗なくすてきな花束を贈れるでしょう。
贈る相手・シーン別おすすめの花は?
特別な日もそうでない日も、あなたの気持ちをさりげなく伝えてくれるのが花。思いを込めて花を贈れば、きっと気持ちが伝わるはずです。ここでは、贈る相手やシーン別で、おすすめの花を紹介します。
恋人にはチューリップ
春の花として知られるチューリップ。色とりどりに咲く可愛らしい花は、春の訪れを感じさせ明るい気持ちをもたらしてくれます。そんなチューリップは、自宅に飾るのはもちろん、お礼やお見舞いなどさまざまなシーンにぴったりです。
チューリップの花言葉は、色ごとに異なります。ポジティブな意味を持つ色はこちらです。
赤:「愛の告白」「永遠の愛」「真実の愛」
ピンク:「誠実な愛」
紫:「不滅の愛」
ネガティブな意味を持つ色もあるため、花束にして贈る際は注意しましょう。
白:「失われた愛」
黄色:「望みのない恋」
「ありがとう」と感謝を伝えたいときはカスミソウ
可憐な小さな花で主役となる花を引き立てるカスミソウ。以前はメインとなるバラのように華やかな花に添えられるイメージでしたが、最近ではカスミソウを主役にしたナチュラルな花束も見られるようになりました。
英名では「Baby’s breath(赤ちゃんの吐息)」と呼ばれ、シンプルで控えめな雰囲気が特徴です。花言葉は「無垢の愛」「感謝」「幸福」なので、花束を贈ることで感謝を伝えたいときにも適しています。
「おめでとう」の気持ちを伝えたいときにはカサブランカ
少し意外ですが、「おめでとう」の意味を持つ花はないといわれています。しかし、お祝いの気持ちを花束に込めたいシーンはたくさんありますよね。
そのようなときには、「祝福」の花言葉を持つカサブランカ(白)を贈ってみてはいかがでしょうか。大輪の花を咲かせ「高貴」「純粋」「無垢」などの花言葉を持つカサブランカ(白)は、ウェディングブーケに使われる王道の花としても知られています。
プロポーズにおすすめの花
プロポーズにはバラが定番とイメージする方が多いかもしれませんが、ほかにもプロポーズに贈る花として知られる品種があります。それぞれの花の特徴や花言葉を紹介します。
定番のバラ
プロポーズに渡す花束として王道のバラ。「花の女王」とも呼ばれ、華やかさや存在感は抜群です。バラは、先ほど紹介したように色によって花言葉が異なります。あなたの気持ちにぴったりの色を選んでみてはいかがでしょうか。
ひまわり
大輪の花を咲かせ、太陽のような花がパワーをくれるひまわり。ひまわりの花言葉は、「あなただけを見つめる」「情熱」などで、プロポーズに贈る夏の花としても知られています。インパクトのある花なので、「ひまわりが好き」という方にはきっと喜ばれるでしょう。
ガーベラ
カラフルさが魅力のガーベラ。日持ちがよく、時期を問わず手に入りやすい花で、花言葉には「希望」「前向き」などがあります。ポップな姿が可愛らしく、ポジティブな意味を持つ花のため、さまざまなシーンで選びやすい花なのではないでしょうか。
カーネーション
母の日に贈る花として有名なカーネーション。ドレスのように花弁が重なる姿は、さりげなく部屋に飾るだけでも華やかさを演出してくれます。花言葉は色によって異なりますが、赤は「熱烈な愛」、ピンクは「感謝」オレンジは「純粋な愛」といったポジティブな言葉が並びます。派手過ぎず華やかさを出したい、といった希望にもマッチするでしょう。
大切な人への花束は「F.(エフ)」で選んでみて
ここまでさまざまな選び方を見てきましたが、いざ必要なシーンになると自分ではどう選べば良いのかわからない……ということもありますよね。そんなときには、花束選びのヒントになるストーリーから花を選ぶ花束のブランド「F. [éf]」を覗いてみてはいかがでしょうか。
「F. [éf]」では、シーズンごとに3つのストーリーから花束を選べます。たとえば、こんなストーリーが用意されていますよ。
STORY
どんな時も凛としていて、
無垢な美しさで溢れていて。
きらめくような微笑みが素敵で、
夢の中までも会いたくなってしまう。
自分に正直な生き方が好きで、
あなたのようになれたらなんて願ってしまう。
伝えきれない思いしかないけれど、
これからもよろしく、という深い愛を込めて。
花束には、このようなオリジナルのストーリーカードが添えられており、有料でメッセージを入れることも可能です。花を傷めずに開封できるオリジナルのボックスで、丁寧に梱包して届けてくれるのもうれしいポイントですね。
水の量が一目でわかるビーカー型の花瓶(有料)も花束と一緒に配送できるため、届いたその日から飾ってもらえます。言葉にするのが難しいあなたの気持ちを、花束とメッセージカードが代弁してくれるでしょう。
せっかく花束を贈るなら、意味を込めよう
花束を贈りたいシーンは、意外にたくさんあるもの。いざというときに迷わないよう、日頃から相手の好きな花や色などをリサーチしておくとスムーズに選べます。花の種類や色だけではなく、本数によっても込められる意味が変わることにも注目したいですね。
せっかく花束を贈るなら、相手のことを想い、よろこんでもらえるよう選びたいものです。今回紹介したポイントを意識しながら、あなたも気持ちを花束に込めて大切な方へ贈ってみてはいかがでしょうか。
【参考サイトURL】
「ありがとう」や「感謝」の花言葉を持つ花
花束の本数で意味は変わる。本数の意味と失敗しない花束の選び方
本数にも意味がある? 知っておきたい花束の本数の意味と花の色別花言葉(バラ・チューリップ・カーネーション・ガーベラ・ひまわり)