植物と暮らす。AND PLANTSが作る癒しの生活【前編】

2021.09.01
AND PLANTSは、植物との暮らしを提案するライフスタイルブランド。ブランド創業者の髙木弘貴さんに、植物があることで生活がどう変わるのか、その生活の魅力、ブランドに込めたこだわりを訊きました。
ブランド
アンドプランツ / 観葉植物オンラインストア
ブランドが大切にしている想い
当たり前を超えて
Art&Culture
地球と暮らす
Sustainability

植物は「生きているインテリア」。植物との暮らしの魅力とは

-植物との暮らしを提案するAND PLANTS。髙木さんが植物に興味を持ったきっかけを教えてください。

 

髙木:引っ越しをした時に、折角だからおしゃれなインテリアを飾りたいと植物を買ったことがきっかけでした。緑のある暮らしはとても良いものだと実感。 気が付いたら5個、10個と増えていき、最終的には部屋に100個ほどの植物がある生活になっていました(笑)
 

AND PLANTS創業者 髙木弘貴さんの自室の様子

 

-まるでジャングルのようですね(笑)どういったところに惹かれたのですか?

 

髙木:変化があることだと思っています。例えば、新芽が出ているのを発見するとテンションが上がります。そういった生き物としての成長を見ると、水やりなどお世話をしてきてよかったと感じますし、自分もその生命力に元気をもらえる気がするんです。

 

-インテリアというよりも、生き物として扱っているのでしょうか?

 

髙木:ペットとインテリアの中間のような存在です。「生きているインテリア」と言っていいかもしれません。普段水やりをするときも「元気になれよ」みたいな姿勢でいるのですが、とはいえすぐに変化が現れるわけでもない。日当たりや風当たりの工夫、水やりといったお世話がゆっくりと植物に現れてくる。すこし時間が長いところが植物との暮らしの特徴かもしれません。

 

AND PLANTS創業者 髙木弘貴さん

 

髙木:AND PLANTSのサイトでは、「部屋に、眺めを」と表現しているのですが、変化や動きを感じられる存在は窓も同じと考えています。窓は季節や見るタイミングによって、違う景色を見せてくれますよね。部屋の中に変化のある眺めを持ち込もうということで、ブランドのロゴデザインも窓にしています。

 

-植物との暮らしはどのような変化を私たちにもたらしてくれるのでしょうか?

 

髙木:心に余裕が持てるようになるのかなと思っています。自分以外の生き物を育てて、気が付いたら変化している。日々の暮らしにちょっとした楽しみや癒しの時間が生まれることで、生活の質が上がります。さらに、自分がしているお世話が役に立っていると感じられることで、自己肯定感にも繋がる。

自分の生活に変化が欲しい方に、もっと手軽な存在として植物をおすすめしたいです。実際、植物にはまった後に知人友人におすすめしていたら、「植物おじさん」と呼ばれていたことがありました(笑)

「植物おじさん」の経験から生まれたパーソナライズ診断

-すごいエピソードですね(笑)。どのように植物をおすすめしていたのでしょうか?

 

髙木:人におすすめする上で必ず聞く質問があって、ペットがいるかどうかと、日当たり、あとケアできるかの3点です。日当たりは想像しやすいと思いますが、ペットを飼われているご家庭なら、ペットが植物を食べてしまい食中毒になってしまうこともあるので確認が必要です。

あと個人的に好きなのは花言葉ですね。植物ごとに異なるので、知っていると楽しいですし、プレゼントとして植物を選ぶときにもおすすめですよ。

 

-ちなみに、髙木さんが好きな花言葉は何でしょうか?

 

髙木:AND PLANTSの商品にもある「ココヤシ」です。いわゆるヤシの実なのですが、「思いがけない贈り物」という花言葉があります。というのも、ヤシの実はどこの発祥かがわからないんです。ヤシは島で実を落として、どんぶらことどこかに流れていきます。それで陸地に着くと、その地で自生をする習性がある。なので、偶然の出会い。そこからこの花言葉がついています。

 

ココヤシM 14,500円(税込・送料無料)


-面白いですね。植物を選ぶのは難しい印象なので、様々な選び方があるのを知ると役に立ちそうです。

 

髙木:選ぶハードルがまず高いですよね。そのハードルを下げるために、AND PLANTSのサイトにはパーソナライズ診断機能があります。これは私がよく聞かれる項目など、おすすめする上で確認してきた項目を基に作っています。ペットがいるかどうかや、日当たりの他に、好みのテイストなども加えた7つの質問に答えると、育て方も含めておすすめの植物を知ることができます。

植物のある生活はとにかく良いものだと思っています。けれど、ハードルも多い。なので、様々な工夫をするようにしています。  

 

-他にどのような工夫をされているのでしょうか?

 

 

髙木:相談を受けるとき、「サボテンでも枯らしちゃうんだけど…」と聞くことが多くありました。可愛がっていても、枯らしちゃうのはやっぱり怖い。植物の品種にも依るのですが、基本的には光と風と水が大事です。その基本を押さえつつ、植物ごとに適したお手入れ方法をしていただければ枯れることは少ないかなと。

AND PLANTSでは、植物の品種ごとのお手入れ方法を記載したカードを一緒に梱包するようにしているので、少しでも安心して植物との暮らしを送ってほしいですね。

あと、インスタグラムでは植物をおしゃれに飾っている部屋を紹介しています。ここに置けばいいのか!こうやって飾るのか!ってヒントがあると嬉しいです。

インスタグラムより

 


-確かに、いざ飾ろうとすると迷いますね。複数ならなおさら難しそうです。

 

髙木:複数飾るときは、高さを出すことがコツです。例えば、スツールみたいなところに置く。床置きとちょっと高さがあるところに置くと、立体感が出ておしゃれに見えますよ。

 

-一貫して植物が好きなことが伝わってきますね。

 

髙木:植物は大好きです(笑)

ですが、あくまでも僕たちは植物を提供するのではなく、植物のある生活を提供したい。そこで、わからないことや不安なことを無くしていきたいと思っています。それこそ、品種やお世話以外にも、植木鉢でしたり土の栄養剤もそうです。

AND PLANTSではこだわりの植木鉢も一緒に付いてきますし、土も栄養剤を配合し、防虫対策をしたうえでお渡ししています。全部込みのサービスとして、AND PLANTSをきっかけに植物との暮らしを始める人が増えてほしいですね。

Text by 5PM 編集部

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